身近な化学物質(日用品に使用される化学物質その3)

前回の記事(身近な化学物質(日用品に使用される化学物質その2))から大幅に時間が経ってしまいましたが、身近な化学物質(日用品に使用される化学物質その3)です。前記事書いたのはいつだったのだろう(遠い目、、、)。

プラスチックの略号

前回の記事において、ASとかPEとかPPとかいうプラスチックの略号について軽く説明しました。

実際には、このプラスチックの記号及び略語は、国際的な標準化の機関であるISOによって規格が決められています。日本においては、それをもとにJISが作られています。実際にはプラスチックのポリマーだけでなく、他の含有物についても規格があり4分冊になっています。

JIS K 6899-1 (ISO 1043-1) 第 1 部:基本ポリマー及びその特性
JIS K 6899-2 (ISO 1043-2) 第 2 部:充てん材及び強化材
JIS K 6899-3 (ISO 1043-3) 第 3 部:可塑剤
JIS K 6899-4 (ISO 1043-4) 第 4 部:難燃剤

一応、JIS規格を先に書きました。ヘッダーというか第何部という前には共通して、プラスチック―記号及び略語―という言葉が入ります。

いろんなものが入っているプラスチックは表現が大変

特に耐久消費財などに使用されているプラスチックなどの場合は、いろんなものが含まれている場合があります。上のJIS規格でそのプラスチックを略語で表現するしても結構長くなってしまうこともあります。

例えば、PC+ABS-CF FR(17)みたいな感じです。いや、なんだよこれと普通の人は思うでしょうね。
これはPC(ポリカーボネート樹脂)とABS(アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン共重合樹脂)をブレンドして炭素繊維(Carbon Fiber)で強化して、臭素系難燃剤とアンチモン化合物によって難燃性を付与しているプラスチックということになります。

ああ、めんどくさい。

歯ブラシ使われている樹脂は一般的な樹脂

身近な化学物質(日用品に使用される化学物質その1)で歯ブラシに使用されている樹脂は、柄の部分は、AS樹脂・ABS樹脂・PP樹脂・飽和ポリエステル樹脂・エラストマー樹脂など、毛の部分は、ナイロン・PBT・PPなどでした。当然いろいろ工夫はされているのでしょうけれど、一段上に書いたみたいな複雑怪奇なものは使われていないと思います。お値段もそんなに高くはないですしね。

プラスチックは、いろんなところに使われているのでまたそのうち形を変えて、このシリーズに出てくるでしょう。

歯磨きが終わったら次は何かな

一応、歯ブラシに使う化学物質がわかったところで、管理人が他に朝にやることは何かというと、顔を洗ったり、ひげを剃ったり、服を着替えたりですかね。もちろん朝食は取るのですが、そのタイミングは人それぞれでしょう。

何をいつ書くのか不定期なので、気長にお待ちください。