そもそもchemSHERPAって何ですか?:

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今年度(2018年度)にはいって、chemSHERPAを使った化学物質の調査が非常に増えているようで、今まで別の方法で化学物質の調査に答えていた企業もしくは、今まで調査に対応してこなかった企業の方から、

いきなり、chemSHERPAで答えて

と言われ困っとるという話も多くはないものの聞くことがあります。
chemSHERPAは、このブログの初期の記事chemSHERPA その1その2その3くらいに書いてありますが、製品化学物質の情報伝達スキームの一つです。スキームというくらいですので、単なるツールだけということはありません。
まず、
利用ルールがあります。こういうことを守って使ってねということです。
次に
管理の対象になる化学物質のリストを持っています。このリストは、日米欧の規制や業界標準を参考に作られます。ですので、すべての化学物質を対象にしているわけではありません。
それと
情報伝達のためのデータ入力支援ツールを持っています。これには2種類のツールが存在します。化学物質と混合物に対して使用するchemSHERPA-CIと成形品に対して使用するchemSHERPA-AIです。

これら一連のセットがchemSHERPAと言われるものなわけです。

それともう一つ、chemSHERPAは、会社の中で化学物質をどう管理するべきかという「製品含有化学物質ガイドライン」を含めるものとして考えられているようですが、こちらは情報伝達だけではなくより広範囲なものを含むと管理人は考えており、chemSHERPAは単にその一部を構成してもよいスキームであると考えています。

*この記事は、かなり初期に書いた記事です。
chemSHERPAとはどういうものか書いた記事は、chemSHERPAとは何ですか?が最新になっていますので、こちらもご覧ください。

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