製品化学物質の情報伝達について(その9)

回答に窮する、良くわからない調査が来る!

管理人が、セミナー講師をした場合や各種調査をした時に聞くのが、回答するのに困ってしまったり、意味が不明な調査が来ることがあると言うものです。
例えば、
・規制の名前だけがずらずらと書いてあってこれに適合しているのかと言うことを聞いてくる。
・化学物質だけがずらずらと書いてあって含有していないか聞いてくる。
・例えば、国際がん研究機関(IARC)の発がん性分類の1,2A,2Bが含まれていないか聞いてくる。
・etc….

答える側としては、いやいやそれ何のために聞くんですかと思わず突っ込みたくなってしまうような調査依頼なわけです。
「その書いてある規制、私の扱ってる製品は対象外のはずですよね」
「含有していないという判断は何でやるんですか?」
など答える方はいろいろ疑問点が沢山出てきてしまうわけです。
答えたくてもどう答えていいかわからない状況が起きるというのは、たまに(いやよくかな)聞きます。

良くわからない依頼への対処法

このように、答える側として良くわからない調査依頼が来てしまったらどうしたらいいのでしょう。
このシリーズの最初の方で紹介した製品含有化学物質管理ガイドラインの中には、顧客とのコミュニケーションの重要性がうたわれています。
単純に言ってしまうと、良くわからない調査依頼が来たら、まず顧客に「これどういう意味ですか?」と聞いてしまうことです。これに対する答えもいろいろだと思います。
「いや、うちもお客さんに依頼されてるだけなんで、良くわからないんですよ」だったり、「とにかく回答してくれ!」と逆切れされたり、「この調査の目的は実はこれなので、対象外ならそう書いてください」だったりすると思います。そこから、どうしようか考えるでも大丈夫だと管理人は思います。特に、依頼してきている顧客が意味が分からず丸投げしている場合は、途中で本来説明が書いてある情報が抜け落ちているということもあるかもしれません。
対処方法もいろいろ考えられますので、どうしても困ってしまったならコンサルティングを受けるのもありかもしれません。

製品化学物質の情報伝達についてのシリーズは、いったん今回で終了

アンケート結果から考えて、ブログで何を書こうか考えて始めたシリーズの一つである、当シリーズですが、いったん今回で終了となります。そのあたりの履歴は、この記事で。製品化学物質の情報伝達については、まだまだ書けることは沢山あると思うのですが、一つのシリーズ10回程度のことを考えると一区切りかなと思います。
しばらく置いて、シリーズ第2弾をやるかもしれませんので、何を書いてほしいかのリクエストなどもお待ちしています。