chemSHERPA-AI Ver.2.00においての見た目の変化と項目の変化は、以前に解説しました。(その2)、(その3)、(その6)、(その7)あたり。
このchemSHERPA Ver.2.00 最速(じゃない)レビューも今回を含めてあと2回でおしまいです。
というのも、一番面倒なArticleフラグについては、管理人が文章説明だけで書き下すことをあきらめたからです(^^;。多分一番難しいんですが、そのうちchemSHERPAのHPに何か出ることを期待します。
chemSHERPA-AI Ver.2.00の部品質量合計表示 について
chemSHERPA Ver.2.00 最速(じゃない)レビュー(その7)でchemSHERPA-AI Ver.2.00の成分情報画面の部品質量合計表示については、実行したらどうなるかの画面だけ示しました。
もう一度示すと図1が部品質量合計表示をする前で、図2が実行後です。
見てもらうとわかりますが、部品質量合計表示前の部品の項には、名称と員数しか項目として存在しませんが、表示後は、その他に質量と単位の項目が付け加わっています。
今回の例で見てみると、最初の部品であるTerminalは、員数が15で質量が30.6mgとなっています。この30.6mgと言う値は、Terminalを構成している材質の母材銅合金0.03gと表面処理のスズめっき0.6mgの合計値となっています。決して部品の員数を掛けた値ではなく、部品1個あたりの質量です。しかも、単位を変換してありますので、Terminalでは30.6mgとなっていますが、3個目の部品であるShellの質量は、4.0003gという見にくいものになっています。
ですがこれにより、自分が正しい質量を入れたか確認できるかもしれません。何せメッキの質量は、一般に非常に小さいですからこのようになることもしばしばでしょう。
ここで、材質質量の間違いに気づいて修正した場合、すぐには部品質量には反映されません。その場合は質量の下にある再計算ボタンを押すことによって質量の変更を反映させることができます。
製品質量と入力した部品情報の質量合計が異なる場合の警告やエラーのチェックに便利
chemSHERPA-AIを入力していると製品質量を入力する項が基本情報画面にあります。成分情報画面で部品を入力してこれでいいかなと思ってエラーチェックをすると、製品質量をオーバーしてるよとか足りないよという警告やエラーが出て怒られることがあります。chemSHERPA-AIを使ったことがある人は、少なくとも一度は経験しているでしょう(えっ、管理人だけ!?)。
そんなとき、 部品質量合計表示させてチェックするのは便利かと思います。
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