chemSHERPA-AIのデータ入力(20)遵法判断情報をサンプルと比較

さて、GWを挟み令和になり、だいぶ間が空いてしまいました。
前回までに作ったトランスの遵法判断情報をchemSHERPAのHPのサンプルと比較してみたいと思います。

今回作ったトランスの遵法判断情報は、Entry Yになるものが1か所しかありませんでした。

遵法判断情報のYのみ表示時点

そして、その条件からこれをNに決定しました。詳細は(19)をご覧ください。
ですので、遵法判断情報を確定させた後、Yのみ表示をすると次の図のように1行の表示もなくなります。

遵法判断情報確定後のYのみ表示画面

一方、chemSHERPAのHPからDLしたサンプルのトランスの遵法判断情報を表示してみましょう。

chemSHERPAのHPにあるサンプルのトランスのデータ

あれっ?管理人はその判断でNにしたニッケル/ニッケル化合物がYになってるぞ。
いやいや、これは間違いでしょ。 だって、重さが1.3gしかないし、サンプルのトランスは形状も含めどう見ても表面実装用と考えられます。それが、長時間皮膚接触するような場所にあるとはとても思えません。

というわけで、管理人はchemSHERPAのHPにあるサンプルデータのトランスの遵法判断情報は、間違っていると結論づけざるを得ません。

で、間違っていると思うわけですが、それで困ることがあるかと言われれば、このトランスを表面実装する工程以降の事業者が、長時間接触しないと判断できれば、問題はないことになります。

ですが、データがこのまま引き継がれると、それ以降いちいち判断しなければならない人たちができてしまうため、効率的ではないと考えられます。

サンプルデータのトランスの遵法判断情報は 、リスクは0にしたいという考え方に基づいて作っているのかもしれませんが、管理人的には良いこととは思えません。作った人は誰も困らないと思っているかもしれませんが、現実的には判断の先送りに過ぎないと思います。