グリーン調達基準の読み方(その14)内容編その2

前回、内容編その1で、グリーン調達基準には、調達するものに対する化学物質管理以外に、環境マネジメントシステムの構築が要求されるということを書きました。

それでは、それ以外の項目としては何があるのでしょう。今回調べた11社のうち5社はほとんど化学物質管理のことしか書いてありませんでした。ただし、環境マネジメントシステムの構築は、書かれている場合があります。
一方、残りの6社は、それ以外の項目が書かれています。

この中で多いのが、事業活動に伴う省エネルギーもしくはCO2の排出抑制、削減への取り組みです。その他に、省資源や生物多様性保全、水資源の管理なども書かれています。
「他の会社の活動に口出しするとは何事だ」と思われる方がいるかもしれません。ただ、 CO2の排出抑制、削減 に関しては、日本には「地球温暖化対策の推進に関する法律」という法律もあるため、まあお願いしても大丈夫でしょう。

その他に製造工程(調達先の会社の工場でですよ)で○○を使わないでくれという要求まであったりします。
その大きなものは、オゾン層破壊物質やアスベストなど国際条約ですでに使用が禁止されているものや重篤な健康被害が分かっているものです。

ただいずれにしても、グリーン調達基準の中でこれらの要求は非常に少ない割合で書かれている(ない場合もある)のがほとんどで、

納入品への化学物質管理と環境マネジメントシステムの構築

がその本体と考えてよいかと思います。