SCIPゆっくり解説(その11)

今回からDetailed information requirements for the SCIP databaseというファイルにある表1と表2の解説に入ります。

何じゃそれはという方は、SCIPゆっくり解説(その9)(その10)をご覧ください。

表1に書いてある内容

さて表1には何が書いてあるかというと成形品(ここで言う成形品は、成形品そのものと複合品の両方です)に必要な情報が書かれています。

とはいえ、表になったいるのでブログでは書きにくい(できないことはないですが面倒)ので、形を変えて書きたいと思います。

表1は、成形品に関する情報情報項目に関する説明必須(M)かオプション(Oかの順で書かれています。更には、どういった種類の情報なのかのヘッダ(というか情報項目のまとまりごとの見出し)が書かれています。
このブログでは多少順番を変更し以下のように記述します。ヘッダを最初に書き、そのヘッダに含まれる成形品に関する情報を小見出しとして書き、そこにMOを記述します。そして、その下に通常の文章で情報項目に関する説明を書きます。では、いってみましょう。

識別子(成形品を識別するための情報)

成形品の名称 M

成形品そのものもしくは複合品の主な名称:自由記述 

他の名称 O

例:ブランド、モデル、タイプ
「消費者向けに市場に出回っている成形品そのもの又は複合体については、消費者が情報提供を受けようとしているそれらを明確に識別できるように、「成形品の名前」の欄に記載されている名称にに加えて、可能な限り、ブランド名、機種名、種類等の名称を記載することが望ましい。」 

第一次の成形品を識別するための情報 M

成形品そのものや複合品に付けられた、識別するために割り当てられた数字やアルファベットとそのタイプの識別。
第一次の成形品の識別情報は、通知の準備をサポートするために使われる。

タイプのオプションとは:例えば、European Article Number (EAN)商品識別コードの一つ(欧州); Global Trade Item Number (GTIN)商品識別コード; Universal Product Code (GPC)商品識別コードの一つ(北米); カタログ番号; ECHA Article ID, 部品番号. 

成形品のほかの識別情報 O

その他の成形品そのものや複合品に付けられた、識別するために割り当てられた数字やアルファベットとそのタイプの識別。

第一次の成形品の識別情報と同じタイプのオプション:例えば、European Article Number (EAN)商品識別コードの一つ(欧州); Global Trade Item Number (GTIN)商品識別コード; Universal Product Code (GPC)商品識別コードの一つ(北米); カタログ番号; ECHA Article ID, 部品番号. 

「消費者向けに市場に出回っている成形品そのもの又は複合体については、消費者が情報提供を受けようとしているそれらを明確に識別できるように、少なくとも消費者が利用可能な識別子、例えば欧州成形品番号(EAN)は、この フィールド又は “第一次の成形品の識別情報 “のフィールドに提供されるべきである。」 

成形品のカテゴリー M

付けられた成形品の名前では達成できない成形品そのもの又は複合体の識別は、ある程度の粒度までは機能/用途に基づいた統一的なリスト(コードと説明付き)で行う。この識別は、関連する廃棄物の流れを特定するために重要である。

許容される値:EU統合関税率 – TARIC – リストは、複合命名法(CN)の記述とコード[理事会規則(EEC) No.2658/87の付属書I]に基づいている(関連する記述とコードを選択しなければならない)。

EU内での生産 M

この欄では、義務者は次の質問に答えます:成形品はEUで製造または組み立てられているか?

認められる値:はい、いいえ、開示したくない

画像

画像 O

成形品そのもの又は複合体の視覚的な識別

特性

特性の種類 O

報告された成形品や複合体を類似した成形品や複合体から区別するのに役立つかもしれない成形品や複合体の特徴。(訳が分からないな、まあ似た成形品を区別するための特徴ですね)

例えば:高さ、長さ、幅、直径、密度、重さ、体積、色。

特性の値 O

(選択された)特性の値。

単位 O

該当する場合は、(選択された)特性の測定単位

表1これ以降もまだ項目がありますが、今回はここまで、2回に分けます。

表1すら1回で終わらない

結局表1すら1回で終わりませんでした。えっ?回数稼ぐために分けるんじゃないか?いや、それもなくはないけど項目が多過ぎですって。

商品識別コードや関税率のリストなども出てくるため、輸出入関係を業務で直接やっていないとわからない言葉も出てきますし、ご勘弁ください。