SCIPゆっくり解説(その10)

前回から、Detailed information requirements for the SCIP databaseというファイルの解説を始めたわけですが、前回は、2.1. 定義と2.2. 記録しておくべき情報の範囲で終わってしまいました。

今回からは、3.情報要件と4. 予測される通知内容の例について解説したいと思います。もっとも、1回で終わるとは到底思えませんが。

重要
今後、資料の説明においては、管理人が特に必要と思うところだけ解説します。更に、文書の量が多いためかなり意訳することになります。
全部正しく理解したい方は原文をお読みくださいね。それが最も正しい道です。

3. 情報要件には何が書いてある

3. 情報要件には、以下のようなことが書かれています。

義務者が記入すべきデータフィールドー情報要件ーは、以下の表に記載されており、入れるべき実体別に整理されている。

各データフィールドの必須/オプション(M/O)は以下のように記録されている。
M = この属性はデータフォーマット(黒字)上必須となる。
O = この属性はデータフォーマット(青字)上任意である。

成形品や複合品の任意項目のデータは公開されますが、特定の場合においては検索条件として使用されません(例えば、高さ、幅、長さ、直径、画像、分解説明書)。
この下にいくつか文章がありますが今回、パスします。

表1には、成形品(成形品そのものおよび複合品の両方)に必要な情報がリストされており、表2には懸念要素や物質に必要な情報がリストされている。

候補リスト物質を含有する上市された成形品そのものの通知書を作成する際には、表 1 の「複合体部品」のデータを除き、表 1 及び表 2 に記載されている情報が記入される。これは、第 4 節の例 1 に示されている。

候補リスト物質を含むアーティクルを組み込んだ複合品に関する通知を準備する場合は、表1のデータは、そのアーティクルの懸念要素や物質に関して表2にリストされたデータが記入されるまで、再帰ブロックとみなすべきです。この再帰は、より大きな複合品の複合部品に適用されます。
第4節の例2は、そのような場合にどのようにデータが記入されるべきかを説明しています。

ここから後には、表1と表2があって、必須項目が黒字、オプション項目が青字で書かれています。この表1と表2に関する説明は、次回以降行います。

4. 予測される通知内容の例には何が書いてある

表1と表2の説明は、次回以降として、4. 予測される通知内容の例には何が書いてあるのでしょう。

最初に
義務者が提出する必要がある典型的なデータを説明するために、以下の2つの例を用意しました。
とあります。

例 1 0.1% w/w を超える濃度の候補リスト物質(SVHC)を含む O リング(そのような成形品)。

原文ではここにOリングの絵があります。

例2 候補リスト物質(SVHC)を含むOリングを組み込んだエンジンを有する車両。いくつかの部品を含む複合品の通知を示しています。

  原文ではここに自動車とエンジンとOリングの絵があります。

これらの例は、上で示したEU製のOリングと輸入車を参考にしています。
通知は、Oリングの製造者と車両の輸入者によって行われます。
これらの通知は、成形品(青/灰色の枠で区切られている)、懸念要素(茶色の枠で区切られている)、及び物質(赤色の枠で区切られている)の情報要件を示している。

義務者が記入するか、リストから選択する必要がある必須情報データフィールド(M)は、アクションを必要とするものを含めて、青の色調で表示されます。オプションの情報の要件は、緑の色調で表示されています。

というようなことが書いてあり、その下に情報を記入した二つの例の表が載せられています。しかしながら、管理人、この表まで解説する気にはなりません。

なので、この文書の解説は、次回以降の数回、表1と表2の解説をやって終わりにしようと思っています。