部品coreの成分情報の入力の続きです。前回は、酸化ニッケルを入力しました。これだけで何回かかってるんだという話ですが、最初が肝心とも言いますし頑張ってみましょう。部品coreで残っている物質は酸化銅だけです。
それでは、物質の行を足して、物質選択画面で酸化銅を入力して完全一致で和名で検索しましょう。すると、あれ?以下の図のようになってしまいます。
では、酸化銅は管理対象物質ではないのでしょうか?念のため部分一致で検索してみましょう。すると最初に出てくるのは、ヒ酸水酸化銅です(下図)。
ここで、更に「和名で検索」ボタンをクリックします。すると酸化銅(II)が検索結果として現れます(下図)。
更に「和名で検索」ボタンをクリックすると、酸化銅(I)が現れます(下図)。
更に、まだ次の物資も現れるのですが図を示すのはやめておきます。実は、酸化銅は2種類あって、今回使われているのは、酸化銅(II)なのか酸化銅(I)なのかわかりません。と言うのも、今回参考にしたトランス参考図には、この情報は書かれていないからです。
実際には、今回のものは酸化銅(II)なのですが、これはフェライトを製造しているメーカーでは当然わかっているはずです。しかしながら、それ以外の人には判別はそれなりに難しいはずです。
このように、どこから手に入れたどんな資料からデータを作るのかということが重要だということがおわかり頂ければと思います。実際には、CAS(番号)がわかっているのであれば、それで検索するのが一番確実です。
酸化銅(II)を入力した結果が以下の図です。これでようやく、部品coreに関する入力が終わりました。
chemSHERPAのデータ入力ばかりだと飽きますので、これから数回は別の話題を入れようと思っています。この続きは、半月後くらいから再開する予定です。
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