今回は、chemSHERPA-CI入力支援ツールの基本情報画面について見てみましょう。このブログでは、今までchemSHERPAは、ほとんどAIしか取り扱ってきませんでした。しかしながら、AIとCI両方使う人やCIだけしか使わない人もいると思います。では、ダウンロードしたchemSHERPA-CI入力支援を立ち上げましょう。立ち上げ方などはchemSHERPA入力支援ツールのデータの見方(基本情報画面その1)を参考にしてください。それと入力支援ツールという正式名称ですが、文字数稼ぎには良いかもしれませんが、いちいち書くのが面倒です。ですので、今後は特別なことがない限り省略します。
chemSHERPA-CIのプログラムのアイコンは黄色です。chemSHERPA-AIは青色ですから間違うことはないと思います。
そして、あるデータファイルを取り込んで見たものが次のものです。
このデータは、chemSHERPA入力支援ツールのデータの見方(イントロ)に書いたchemSHERPA入門セミナーV.3のテキスト(日本語版)中のCI用のデータと同じものです。ただし、chemSHERPA-CIのVerが古いものだったので更新はしてあります。
さて、比較のためにchemSHERPA-AIの画面を示します。
比較するとchemSHERPA-CIにおいて、発行者・承認者情報の枠では、整理番号から承認者名まではchemSHERPA-AIと同一ですが、エリアのチェックボックスがありません。これは、chemSHERPA-CIには遵法判断情報の入力が必要ではないことに由来します。
依頼者情報の枠では、伝達事項、エリアの枠がありません。これも遵法判断情報の入力が必要ではないことに由来します。
それでは、製品・部品情報はどうでしょう。製品情報という大きな項目の中で、まず、製品名ですがこれはchemSHERPA-CIにおいて必須項目ではありません(chemSHERPA-AIでは必須項目)。必須項目は、製品品番と発行日となっています。ただ、chemSHERPA-AIは無くて、chemSHERPA-CIにはある項目として管理対象物質の含有有無というものがあります。これは、成分情報画面で選択した結果が反映されますので基本情報画面での入力操作はありません。
ただ、chemSHERPA-CIの基本情報画面もまだ横にスクロールできます。スクロールした画面が以下です。
入力情報に遵法判断情報の項目はありませんが、それ以外はchemSHERPA-AIと同じです。
ということで、chemSHERPA-CIの基本情報画面は、chemSHERPA-AIの基本情報画面より項目は少なく、管理対象物質の含有有無の項目だけが、chemSHERPA-AIにないもので、遵法判断情報に関連する項目はなくなっていると考えればよいと思います。
コメント