製品化学物質の情報伝達について(その1)

どこから始めようか?製品化学物質の情報伝達

製品化学物質の情報伝達を顧客から初めて求められると、本当に最初は「何言ってんの?」という疑問が生じてしまうと思います。最近でこそ、顧客から化学物質の情報伝達を求められることが多くなってきているので対応されている企業も多いでしょうが、管理人がかかわり始めた2000年代前半なんかは、「何のことやらさっぱり」という企業が大部分でした。
世界中の化学物質に関する法規制が厳しくなり(日本も含め)、化学物質に関する情報伝達はいくつかの業界では当たり前のことになっています。
実際には、製品の化学物質情報を聞かれるのが月に数件しかないのであれば、個別対応で済んでしまうのかもしれません。
しかしながら、その数が多くなってくると個別対応では済まなくなってきます。そうなってくると、会社の中の定常的な業務、つまり都度対応ではない仕組みを作る必要も出てきます。
とは言え、何も知識がない状態でどうしたらいいのかわからないのが普通だと思います。もちろん、顧客からこうやってくれというお話があるかもしれません。
ですが、先人たちの知恵を借りるに越したことはありません。

JIS Z 7201:2017 製品含有化学物質管理―原則及び指針 というのがある

今後書こうとは思いますが、化学物質の情報伝達をきちんと正しくやろうとすると、自社で使っている物質(化学物質)を理解し管理しなくてはならないということが判ります。
管理人と意見が異なる方がいるかもしれませんが、管理人は、化学物質の情報伝達は製品化学物質管理の一部に過ぎないと思っています。そして、それに関する先人たちの知恵が日本ではJIS規格になっています。
JIS Z 7201:2017 製品含有化学物質管理―原則及び指針
がそれです。

JIS規格なので必要な方は、日本規格協会のWEB販売サイトに行って買ってください。他の管理に関する規格同様、40ページしかないのに3000円以上します。まあ、維持管理のことを考えると仕方ないのかもしれませんが、ページ数のわりに高い。プレビューで目次とまえがきと1ページ目だけを見ることができます。そして、目次を見ると何となくどんなことが書いてあるかわかります。

また、JIS規格なので日本語しかありませんし、対応する規格などもありませんが、目次に附属書Aに参考として「この規格と JIS Q 9001:2015 及び JIS Q 14001:2015 との対比」 があることから、これらの管理システムに類似した内容であることが判ります。
ということは、PDCAやりなさいってきっと書いてあるだろうと推測できます。

著作権の問題もあるので、これ以上書きませんので、実際のプレビューはご自分でお確かめください。

製品化学物質の情報伝達についてのシリーズは、細切れ

製品化学物質の情報伝達についてのこのシリーズは、1回の内容は、割と細切れで書こうと思います。8-10回で1シリーズが終わる予定ですが、それを数シリーズ書くことになるのではないかと管理人は、今のところ思っています。まあ、あくまで予定です。