前々回、トランスの成分情報画面を確定させ一時保存しました。下図のようにそのファイルを開いて、製品の前にあるチェックボックスにチェックを入れ、エリアのIEC62474にもチェックが入っていることを確認したら、製品・部品情報の一番上の行の成分情報の隣にある、遵法判断情報のボタンを押して、遵法判断情報の画面に行きましょう。
そうすると下図のような遵法判断情報画面が現れます(セルの幅は変更してあります)。
遵法判断画面は、まず含有判定をしなければいけないのですが、それは三つの条件で決まります。
一つ目は、いわゆる対象となる化学物質が入っているかどうか、
二つ目は、それが報告すべき用途に用いられているか、
三つ目は、報告すべき閾値以上に含まれているかどうかです。
この三つがすべて満たされるとき、含有判定はYesつまりYになります。
ですが、説明が長いものが多くセルには全部表示されない場合が結構多いです。その場合は、その場所にカーソルを持っていくと図のように、そこに書かれている文章全部を見ることができます。
しかも、含有判定しなければならない項目は、Ver.1.07では153個もあります。ある意味とんでもなく大変です。
しかしながら、もともと入っていない物質に関しては、NoつまりNということができます。これを利用した便利な機能が遵法判断情報画面には存在します。この使い方とその周辺情報は次回に。
コメント