フタル酸エステル(特にDEHP)について その2

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フタル酸エステル(特にDEHP)について その2です。

いろいろと規制があるフタル酸エステルですが、実際どのくらい作られているのでしょう。可塑剤工業会(JPIA)のデータによれば、2017年度の可塑剤であるフタル酸エステルの生産量は約22万4千トンでそのうちの約11万5千トンがDEHPです。日本におけるフタル酸エステル生産量の半分以上がDEHPです。
世界に目を向けると、Plasticisers Information Centerの情報によればDEHPは300万トン以上生産されているようです。

どのような用途に使用されているかと言えば、DEHPの使用用途の大部分は塩ビ樹脂(PVC)の可塑剤と言われており、床材、壁紙、一般フィルム、電線被覆でその60%を超えます。ネットで探すと日本可塑剤工業会の人が発表した資料を探すことができます。それ以外にも、実は農業用フィルムなど様々なところに使われています。

従って、DEHPは実は非常に身近な化学物質の一つです。

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RoHSREACH身近な化学物質
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