身近な化学物質 その11(エタノール5回目)

身近な化学物質 その11エタノールの5回目です。

エタノールの話は、今回で終わりです。
エタノールは、お酒の成分として我々は、通常、口から摂取しています。お酒に強い人と弱い人がいるのは、アルコール分解酵素がうんぬんというような話は、いろいろなところに書いてありますね。

そうは言っても、強いお酒を一度に大量に摂取すると人は死んでしまいます。急性アルコール中毒ですね。それとアルコール依存症になってしまって、健康が害されて死に至ることもあります。慢性アルコール中毒ですね。このように、お酒は、人により程度の差はあれ、一定以上の摂取は毒として働きます。妊婦さんが摂取した場合の子供への影響も知られていますし、発がん性があると分類されている物質でもあります。

実は化学物質は、エタノールだけでなく全ての化学物質が人間に対してリスクがあると考えるべきです。絶対安全な化学物質は存在しません。そういう意味では、化学物質の混合物である食料もそう考えるべきと思うのですが、高等な動物は食料を摂取しないと生きていけませんし、通常とれる食料で長く生きられるよう、子孫を残せるよう体の方が適応して進化してきたといえるのかもしれません。