身近な化学物質 その4

身近な化学物質 その3で紹介した浦野先生の本の中にいくつかコラムが書いてるのですが、その最初のコラムは「70年程前には合成化学物質はほとんどなかった」という題名です。

これは、全くその通りで、いま日本で我々が享受しているような生活水準は、70年ほど前(つまり、1948年頃)にはありえなかったわけです。ボールペンが実用化されたのですら1930年代末のようですし、いわゆるプラスチック樹脂が本格的に開発、用いられるようになったのは戦後です。

そう考えると身近な合成化学物質は、ほとんど戦後に生まれて日常生活に浸透していることになります。従って、我々の今の生活はその恩恵から成り立っているとも言えます。私にはわからないですが、戦前のような生活や江戸時代のような生活に今更戻れと言われても普通はできないんじゃないかなと思います。

少なくとも私は生きるすべがなくてすぐ死んじゃいそうです。