グリーン調達基準の読み方(その9)用語:不純物

今回は、 用語:不純物 の説明です。
グリーン調達基準とその付属書類に用語の定義や説明がある7社のうち”不純物”がある会社は4社ありました。

最も短い ”不純物”の定義は、
・天然原料中に含有され、工業材料として製造される過程で除去しきれない物質。

一方、最も長い ”不純物” の定義は、
・ 天然素材中に含有され、商用材料として精製される過程で現在の工業技術水準で除去しきれない物質、合成反応の過程で生じた副生成物および触媒残渣など、現在の工業技術水準で除去しきれない物質であって、最終製品形態に何らかの性能発現を目的に意図して添加されたもの以外の化学物質を指します。主原料と区別するために「不純物」と呼称されるものであっても、意図的に添加される場合には、本基準書では「不純物」として扱いません。

いや”含有”の時以上に説明の長さが違います。ただ、この二つを比較するとこの2社における不純物の定義は、明らかに違います。
短い方の会社の定義では、不純物は天然原材料に含まれているものだけを指すと読めます。一方長い方の会社の定義では、天然原材料の不純物だけでなく、合成反応の際の副生成物や触媒残差も含まれます。

管理人は、短い文章の会社でも、きっと合成反応における除ききれない副生成物も不純物というんだろうなという気がするのですが、文章上は明らかに異なります。管理人、細かいねと突っ込まないでくださいね。

それと長い文章表現をしている会社の、
「主原料と区別するために「不純物」と呼称されるものであっても、意図的に添加される場合には、本基準書では「不純物」として扱いません。」
の部分は、半導体のドーパントを日本語では不純物と呼称するので、そのことを説明するためのものだと思います。

用語:含有の場合、どこの会社でもほとんど意味の内容は同じでしたが、不純物は違いましたね。