グリーン調達基準の読み方(その2)まずちょっと見てみる

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前回、グリーン調達基準の読み方をやってみますかと軽い気持ちで書いたのですが、考えてみるととんでもないことかもしれないですね。基準を発行している会社の人たちにはそれぞれの考えがあって書いているのだろうと思います。
そして、 実際の運用はHPにあるグリーン調達基準だけで運用されているとは限りません。急になんか規制が改正されるぞといった情報が入ると、それに対応した措置を取らなければならない場合もあるでしょう。
そういったことは、頭の片隅に入れつつ、グリーン調達基準を受け取ったり読む側はどういう風に読めるのだろうという視点で、見ていきたいと思います。

まずはともあれ、グリーン調達基準を持っている会社は沢山あるので、どれを取り上げるかということでも悩んでしまいます。考えても仕方がないので、前回の記事に書いてある最初から3社をまず取り上げてみます。
株式会社リコー、富士フィルム株式会社、沖電気工業株式会社の3社になりますが、いずれもそうそうたる大会社ですね。以下文字が多くなるため、RICOH、FUJIFILM、OKIの略称を使わせていただきます。

まずは、それぞれの会社の検索窓にグリーン調達と入れて、グリーン調達基準書をDLします。いずれも日本語版です。後で、どこまでの言語に対応しているかも見ていきたいと思います。

RICOHは、「リコーグループグリーン調達基準」という書類が本体で、その他に、「リコーグループグリーン調達基準<付属書>環境影響化学物質管理基準」とリコーグループグリーン調達基準の別冊扱いになっている「リコーグループ化学物質管理システムガイドライン」、「リコーグループ化学物質管理システムガイドライン [付属書]CMS自己チェック報告書/CMS審査チェックリスト」という4種類のファイルがDLできます。

FUJIFILMは、「富士フイルム グリーン調達基準書」一つだけですが、同じページに情報伝達に関してchemSHERPAのHPにリンクが飛ぶようになっており、製品含有化学物質管理ガイドラインについてもそれが書かれているHPにリンクが飛ぶようになっています。ただ、今日現在(2019年4月2日)は、このガイドラインのページは、chemSHERPAのページに統合リニューアルされているので、そこへ行って下さいだけのページになっています。いつかリンク切れになるでしょうから、早めに修正した方がよろしいかと老婆心ながら思います。

OKIは、「グリーン調達基準書」という書類が本体で、他に「様式-C 管理対象物質(SVHC)リストおよび含有(状況)確認書」と「記入例」がDLできます。記入例は、実際にはchemSHERPAの記入の仕方です。

という具合に、三社三様のグリーン調達基準(書)があります。DLできるファイルだけでこれだけの違いがあるので、これからどう読み方を書くのか悩ましいというか、できるのか、、、。

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