化学物質の規制情報のサイト(その2:EUR-Lex)

化学物質の規制情報のサイトの第2回目は、EUR-Lexです。

EUの規制や判例のデータベース EUR-Lex

EUR-Lexは、欧州連合(EU)の規則、指令などの条文や判例などを欧州の各国言語(最大24言語)で収納しているデータベースです。トップページは、下図のように味も素っ気も無い物になっています。

EUR-LexのTop page

Hazardous substancesを入れて検索してみるとRoSH、REACHが検索されます

化学物質や有害物質関係の規制を検索するために、試しに検索窓にHazardous substancesと入れて検索してみると、以下のような結果が出てきます。上から2番目の赤枠で囲った結果が、RoHS指令になります。

Hazardous substances の検索結果1

リンクを押すと次のような画面が出てきてWEB上でもRoHSの本文を読むことができます。言語の既定言語は英語のようですが、他の言語でももちろん可能のはずです(管理人は、英語すらまともではないので他の言語を試したことはありません。)。黄色にハイライトされているところが、検索語です。また、どの言語が、どの形のファイルで用意されているかも見ることができます。

EUR-Lex WEB上でのRoHS指令検索結果

Hazardous substances の検索結果を更にスクロールして少し下に行くと以下のような結果が見つかり、これはREACH規則が検索されていることがわかります(赤枠)。

Hazardous substances の検索結果2

ところが、その下に(紫色で囲った部分)は、pdfのマークしかなくHTMLではREACH規則の英語版が存在しないことがわかります。実際、リンク先に飛んでみると以下の図のようになっておりほとんどの言語でHTML版は存在しないことがわかります。

EUR-LexでのREACH規則検索結果

REACH規則はPDFで800ページ越え

仕方が無いので、PDFをダウンロードしてみるとえらく時間がかかります。何せ、PDFで849ページもあります(下図)。管理人も全部なんか読んだことはありません。REACHについては、ECHA(欧州化学品庁などいくつかの日本語訳があるようです)のHPに行った方がいいです。

REACH規則のPDF1ページ目表題部分

化学物質の規制情報のサイトの第2回目は、EUR-Lexを概観しました。日本のe-Govとどっちが先なのかわかりませんが、利用の仕方は似ていると思います。欧州は言語が多くて大変だと思います。