chemSHERPAのデータ入力支援ツールには、二つの種類があります。
この解説は、chemSHERPA その5で行っています。
問題は、chemSHERPA その5にも書きましたが、
chemSHERPA-CIとchemSHERPA-AIは、それぞれのツールで作成されたデータをお互いに読み込むことはできません。
ということです。従って、データをchemSHERPA-CIでもらった人が自社製品のデータをchemSHERPA-AIで出力しなければならない場合、自社の製造プロセスを考えて、データを再度chemSHERPA-AI上で入力しなければならないということになります。
これは、実際にはかなり不便なことと思われますが、chemSHERPAの現在の仕様となっています。
理由は、多分、例えば成形品に塗装する場合、塗料のデータをchemSHERPA-CIでもらった場合、そのデータをそのまま合計しても正しいデータにならないのでこのような仕様にしてあると考えられます。
混合物から成形品に変化する際には、このようなことが少なくありません。
しかしながら、再度入力するのもかなりひどい手間なので、うまいサポートツールがあると便利かもしれませんね。だれか開発してほしい。
*この記事は、かなり初期に書いた記事です。
chemSHERPAとはどういうものか書いた記事は、chemSHERPAとは何ですか?が最新になっていますので、こちらもご覧ください。
コメント