chemSHERPA Ver.1.07に怒られる、起動しない

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2019年2月26日にchemSHERPAのデータ作成支援ツールがVer1.07にVer Upしたことは既に書きましたが、これに伴ってまたまたchemSHERPAに怒られたり、起動しなかったりということが起こっているようですので、なんとなくの対応措置を書いてみます。

また、それ以外のも起こりがちな対応に困ることも述べたいと思います。

chemSHERPA Ver.1.07が起動しない、そして怒られる

まず、最初に見て頂きたいのが、chemSHERPAのHPの意見募集・ヘルプデスク・FAQのタブのページです。このページのよくある質問のQ1-1にツールが起動しませんという問いがあり、そこをクリックすると回答が現れます。
ここに書いてある答えだけでかなりの問題は解消すると思います。Q1-13にもツールが起動しないというもう一つのよくある質問の回答も書かれています。

注意して頂きたいのは、chemSHERPAのデータ作成支援ツールは、スタンドアローンのプログラムなので、ネットにつながなくても動きますが、最新Verをチェックする機能は持ち合わせていません。REACHの認可候補物質が足される時期に chemSHERPAのHPで新しいVerが何時リリースされるか確認する必要があります。

もう一点、プログラムはサーバー上ではほぼ動きません。ほぼというのは、FAQのQ1-1にも書いてありますが、セキュリティやパスの長さのために色々と面倒らしいです(私は、IT屋さんじゃないのでよくわかりませんが)。ですので、PCのWindowsであれば、プログラムファイルのところに置くか、デスクトップに置くのが良いと思います。

それとダウンロードしたプログラムは解凍しないと使えません。それも、ダブルクリックの解凍ではなく、右クリックを使った方がよいと思います。できたフォルダーの構成も変えてはいけません。

それと.Net Framework 4.5以上が必要とありますが、会社によっては社内のPCのセキュリティ対策やイントラネットの関係上、Windowsの更新プログラムなどを勝手にローカルで更新できないように管理している会社もあるかもしれません。
PC等の不具合が問題の可能性がある場合は、会社のシステム管理者に聞いてみるのがよいと思います。

データ作成支援ツールの導入には、chemSHERPA HPのchemSHERPAについてというタブの
「できる!ケムシェルパ」
が参考になります。

もう一つ、chemSHERPAのデータ作成支援ツールは、AIとCIの2種類があります。成形品用のchemSHERPA-AIではchemSHERPA-CIで作られた拡張子shciのファイルは開けませんし、逆もまたしかりです。

それでもだめなら、chemSHERPAのHPに書かれているヘルプデスクにメールしましょう。

ツールをVer.1.07に変更したのに回答をVer.1.06で要求される

ツールは、今、最新版がVer.1.07です。これをダウンロード導入してデータをVer.1.07に更新した後で、Ver.1.06での要求をされることはあり得るところです。納入先(顧客)の企業がまだVer.1.07に対応していないためです。
このときVer.1.06でのデータを既に消去していると悲劇が起こります。例えば今の最新VerであるVer1.07のデータをVer downする方法は、chemSHERPAには用意されていません。このことから、面倒ではありますが一つ前のVerのデータは消さないほうが賢明かもしれません。データも膨れあがるし良いことではないですが。
一方、一つ前のデータさえ残っていれば、一つ前のVerの支援ツールは、たとえPC上から消してしまったとしても、改めてchemSHERPAのHPからダウンロードできます。

データはVer.1.06対応しかないのに、Ver.1.07で要求される

これは、上記と逆のパターンです。自社のデータはVer.1.06に対応した物しか無いのに、納入先(顧客)からは、すぐさまVer.1.07対応のデータを要求されることがあります。
いや、そんなこと言われてもサプライチェーンの上流からデータ来てないよというのが、情報伝達を要求される側の本音だと思います。
さて、どうするか?
それはお願いと宣伝のセミナーで、よろしくです (^^; 。

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