Öko-Institut e.V.より2020年7月15日と16日に続けざまにRoHS適用除外に関する最終報告(Final Report)が出ました

2020年7月27日

RoHSの適用除外に関する技術コンサルタントをやっているÖko-Institut e.V.から、2020年7月15日と16日に続けざまにRoHS適用除外に関する最終報告が出ました。

7月15日に出た報告書

7月15日に出た報告書は、Pack18と呼ばれる7つの適用除外を対象にしておりそのうち6つは適用の延長に関するものです。それは、附属書IIIに関するものが、6(a), 6(b), 6(c), 7(a) , 7(c)-Iの5つで、附属書IVに関するものが、27(主にMRIデバイス関係のもの)です。

もう一つは、新たに申請されたlead in bismuth lead strontium calcium copper oxide superconductor cables and wire and lead in electrical connections to these wiresについてです。管理人何のことやらさっぱりわからないです。また色を付けたこの長ったらしいこの物質をLBSCCOと略すらしいです。

ですが、6(a), 6(b), 6(c), 7(a) , 7(c)-Iは、さらに細分化された適用除外が2018年に発行されてしまっています。この報告書では、6(a), 6(b), 6(c), 7(a) , 7(c)-Iの5つについては、契約から除外されたと書いてあります。従って、この5つはこの報告書の題名には書いてあっても、中身では触れられていません。

では、6(a), 6(b), 6(c), 7(a) , 7(c)-Iの除外は検討はどうなるのかというと、別のものと一緒に2020年前半には提出されるとなっているのですが、いつものように遅れています。前回の延長でも、6(a), 6(b), 6(c), 7(a) , 7(c)-Iは、細分化された適用除外が、2018年に発行されています。

今回、不適切なというかかなり誤解を与える表現があったのでSS様より指摘を受けました。その点に関して修正をいたしました。緑色文字部分

ということで、この報告書の中身は、附属書IVの二つの適用除外に関する技術報告書になっています。

結論は、どちらも技術的部分では採用されるようです。もちろん、これは技術文書なので最終結論は、官報の発行によります。

7月16日に出た報告書

7月16日に出た報告書はPack20と呼ばれる、MRI検出器のコイルに使われているプラスチック部品中のDEHPに関する報告書です。

多分、RoHSにおいて初めてのフタル酸エステルの適用除外に関する報告書になりますね。

申請者は、COCIR(European Coordination Committee of the Radiological, Electromedical
and Healthcare IT Industry)とありますから、ヨーロッパのこういった機器を作っている団体ということになります。

技術的な細かい話まで管理人は読んでいません(それでいいのか?)。

結論は技術的部分では採用されるようです。もちろん、これも技術文書なので最終結論は、官報の発行によります。

でもなあ、これ申請が2019年4月なんですね。RoHSは、少なくとも2015年6月からは今の形なんだから、何年も前からわかってたよね。何で代替検討をしてないのと思ってしまうのは管理人だけ?。

内容を詳しく知りたい方はÖko-Institut e.V.のHPへ

内容を詳しく知りたい方は、Öko-Institut e.V.のHPで確認してください。ドイツ語ではなく英語なので安心してください。えっ、全然安心じゃない。それは管理人も同じです。