REACH その2

REACHは、化学物質を管理する欧州の規制です。REACHの意味は「化学物質の登録、評価、認可、制限」でした。
REACHの規制の中には、化学物質は登録しなければならないというのがあります。

化学物質を登録するというのは、お役所に化学物質を登録することなのですが、これは何も欧州だけに限ったことではありません。新しい化学物質を市場に投入する(それで商売する)する前には、化学物質を登録しなければならない国は沢山あります。
これは、毒性を持ったり危険性を持った物質が勝手に世の中に流通したら困るからです。したがって、どの程度の毒性なのか危険性なのかさらにはどういう性質を有しているのか事前に評価してからでないと市場に投入させないわけです。

多くの国では、「新規の化学物質については登録してね」というのが基本で、ある時期まで(国によって違う)に既に市場に投入されている物質については既存物質といって新たな登録は必要としないことが多いのですが、REACHは、「既存の化学物質についても登録してね、化学物質の性質も評価してね」という規制だったので、海外から欧州へ化学物質を輸出する企業にとっては「えらいこっちゃ」ということになったわけです。

しかし、既存の化学物質の登録は、今年(2018年)の5月31日で終了してしまいました。ですので、今後の化学物質の登録は新規の登録として取り扱われます。