アンケート結果を受けて

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2021年6月7日に前回から約半年、再びアンケートのお願いという記事を書かせていただき、皆様から沢山のお答えを頂きました。誠にありがとうございます。今までの経験上、このようなアンケートは大体4-5日まででお答えの大部分が集まります。

今回のアンケート結果を見て、今後の方向を考えてみるとともに、お願いがあります。

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既存のシリーズはおおむね好評

アンケート結果によれば、既に終わってしまった「SCIPゆっくり解説シリーズ」も含め、「REACH規則の制限物質(付属書17)の解説」と「身近な化学物質(日用品に使用される化学物質)」のシリーズは、おおむね好評(?)としてよい結果だと思います。

管理人は、ほっとしています。

ちなみに「製品含有化学物質担当になっちゃった人のための超初級化学講座」のシリーズは役に立っていると答えてくれている人が8割近くに上るので、ゆっくりながら続けていこうかなと思っています。

もっと拡散してください(切なる願い!)

このブログを他の人(社内やサプライチェーンの人)を紹介していますか?という質問に対する皆さんの解答を見て、「ああ、やっぱりそうなのね」と思いました。

「社内の人にだけ紹介している」という人はそれなりにいると思いましたが、「自分だけのひそかな楽しみである」の人が3割もいるとは思いませんでした。いや、それじゃ自分の仕事は楽にならないでしょう、というのが管理人の思いです。

社内の人の理解が得られれば少しは自分の仕事が楽になるからというのはわかりますが、自分だけで化学物質管理の仕事が回るわけではないので、お願いですからもっと拡散してください。そうでなければ、皆さんの仕事が楽にならないと思うんです、管理人は。
管理人は、基本皆さんの仕事が楽になるんじゃないかなと思って書いてますので、よろしくお願いします。

また、自分の会社以外の人に紹介して頂いた方は、約1/4です。こちらは方々は、拡散いただき誠にありがとうございます。

書いてほしい記事は何ですかの答えに対する対応

さて、皆さんのリクエストを聞こうとした「書いてほしい記事は何ですか」ですが、”なんか米国のようわからん規制”というのは、最近(今でもか)かなり業界全体に影響が大きかったTSCAの第6条に基づくPBT物質の規制が急に表面化したからですね。今まで気にしてなかったのに急にきましたからね。

そして2番目が、例で挙げた”化学物質に関連するいろんな条約をわかりやすく解説して欲しい”ですか、それにCLP規則や北米の規制のリクエストもあるので、なんだかんだ言って規制の解説が欲しいのですね。

でも、以前にも書いたんですけど、管理人弁護士ではないので法に対する解釈が正しいのかはわかりません。
もちろん色々なコンサルの方が解説してると思うのですが、最後になったら裁判で決着をつけることになります。なので、当然免責事項にもそういうことを書いているわけです。

とはいえ、リクエストがこれだけ多いと何か考えざるを得ないような気になってきました。でも、逐条解説みたいなのは当然あり得ません(そんなの当然金取るレベル)。
ということで、やったとしても規制や条約がどんなものなのか概観するだけのものになると思います。

それと質問回答コーナーのリクエストがありますが、それは、もうすでにやっているというか、ブログのコメントのところに、質問を書いていただければいいと思います。一般的な内容であれば、今までのコメント欄を見ていただければわかりますが、回答しています。
もちろん、管理人の時間の都合及び知識で回答するので、回答が遅かったり、それは管理人には無理という回答やそれは有料でということもあるとは思いますが、今まで返事を全くしなかったと思うので、お気軽にどうぞ。

個社固有のものへの対応は、通常有料になりますが、お問い合わせからご連絡いただければと思います。事業内容、コンサルティング料金なども一応書いてございます。

今後とも当ブログをよろしく

今回のアンケートを受けて、規制や条約の件で何とか新しいシリーズを始めるために、検討中です。どんな形になるかはわかりませんが、試みはやってみるつもりです(すぐ終わっちゃうかもだけど)。

ということで、今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。

コメント

  1. まいにちお仕事 より:

    いつも拝見させていただいております。

    拡散したらもっと仕事が楽になるんだろうなぁとは思うのですが、私の企業は川中にあたるのですが、川下の方はよくわかっている方ならいいんですが、実務をやってる方はよくわかってない方が沢山なのです。

    今、にぎわっている米国のようわからん規制に対して、質問しても「なんでもいいから、回答してよ」などの返事が来て、ほんと困るのです。

    最近は、なんか米国のようわからん規制で意図的に添加(使用)してませんと回答したら、じゃ不純物レベルでは、含有してるのではと。。。

    サブライチェーンで依頼が回ってくると規制値自体の考え方もどんどん変わってくるんです。

    • OFFICE KS より:

      まいにちお仕事様、コメントありがとうございます。管理人です。
      お悩みの内容は、まさに現場あるあるですね。ご苦労様です。
      質問しても「なんでもいいから、回答してよ」は、まあ聞く側の担当者の怠慢ですよね。それ以外の書かれたお悩みも、過去に見聞きしています。
      「御社が必要な書類やデータはどのようなものですか?具体的にお知らせください。そうでなければ弊社としては御社の要求に正しく答えかねます。」という方法もあるでしょうし、「弊社の標準フォーマット(まあ、これは決めておかなきゃいけないけど)でお送りします。考え方はこちらをご覧ください。」みたいなもの一つ作っておくのも手かと思いますね。
      管理人が会社にいた時も、実際現場ではいろんなことが行われていましたね(-_-)遠い目…。

      • まいにちお仕事 より:

        管理人様。ご返事ありがとうございます。 

        私は担当して10年くらいになるのですが、
        最近は、頑張って多少抵抗しています。

        なんでもいいからと言われれば、では御社のもっと詳しい方をご紹介いただけませんかと、言ってみたり。いろいろ工夫しています。
        どうしても駄目なら、弊社の考えを付け加えさせていただいて回答しています。

        今は、お客様と対等に話ができるよう知識を増やす努力をしています。管理人さんのサイトからお知恵を拝借したり、JAMPのユーザーズミーティングなどに参加しています。(JAMPの取り組みも良くわかります)

        地方の会社なので出張旅費を気にすることなく、オンラインで参加できるのは以外と魅力的です。

        ほんとはコンサルなどでお知恵を拝借できればもっと早いとは思うのですが。経費もかかりますしね。。。

        • OFFICE KS より:

          まいにちお仕事様、お返事ありがとうございます。管理人です。
           いろいろ努力されているのですね。対応方法としては間違ってないと思います。

           当ブログも役に立つ部分があればご活用ください。
           

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