あけましておめでとうございます、本年もよろしくお願いします
あけましておめでとうございます。本年もブログ「化学物質管理の話」をよろしくお願いします(一応今年は続けるつもりです)。
それでは、昨年もやりましたが、管理人が勝手に考える今年の成形品に関する化学物質管理における注目内容を記載したいと思います。
今年の内容の前に昨年の振り返り
今年の管理人の好き勝手な注目内容の前に、昨年1年間で当ブログで読まれた記事Top10(Homeページやカテゴリーページは除き記事のページのみで順位付け)は、以下のようなものです。
第1位 shaiとかshciという拡張子のファイルを開くにはどうするの?chemSHERPA超入門(その1)
第2位 chemSHERPA(ケムシェルパ)で化学物質情報くれと言われたら
第3位 chemSHERPAとは何ですか?
第4位 chemSHERPA-CIとchemSHERPA-AI
第5位 shciという拡張子が付いたファイルが開けない:chemSHERPA Tool
第6位 shaiという拡張子が付いたファイルが開けない:chemSHERPA Tool
第7位 REACH認可候補物質への追加9物質(第28次SVHC)が2023/1/17に公表されました
第8位 そもそもchemSHERPAって何ですか?
第9位 拡張子shai or 拡張子shciが動くソフトは何?
第10位 REACH 制限物質(その58):Entry20
こう見てみると、例年と同じくchemSHERPA関係の記事が、8記事もTop10に入ってきています。しかも基礎的な記事にアクセスが集中しているのも昨年と同じです。
chemSHERPAが結構広まって、今まで使ったことがない企業さんにもリクエストが言っているのかもしれませんね。
なんか、これらの記事のアクセス数が多いなら、記事の更新頻度下げても問題ないかも(^^;
昨年の管理人の予想はそこそこ当たってる?
昨年の年初めに管理人がやった予想では、以下の項目をあげていました。
- フッ素系化合物についての動向には、引き続き注意
- 欧州の化学戦略による各種規制見直しについて
- 今年は国内の規制に関しては実務領域に入ってくる
- その他の規制について(マイクロプラスチックやPOPs条約関係)
フッ素系化合物(PFAS)については、REACHの制限プロセス、米国メイン州の規制、EPAの報告、保管など各国動きは、もうこれでもかという1年でした。
欧州の化学戦略による各種規制見直しについても、CLP規則の改正草案、ELV指令、電池指令など化学物質も関係する規制改正の動きなど着々と進んできた感じがします。
国内の特に労働安全衛生法関連の改正による各種通達があったため実務領域に入ってきました。
ということは、昨年はそこそこ予想が当たったということになりますかね。
では今年は、どういったものがトレンドになっていくでしょう。管理人の勝手な思い付きですのであてにしないように。
フッ素系化合物(PFAS)についての動向は、今年も引き続き注意
フッ素系化合物、PFAS(PerFluorinated Alkyl Sulfonates)の動向は、今年も注意が必要です。
EUのREACH規則における制限物質への追加プロセスは、意見出しに対する対応が当局から出るはずです。対応を考える必要があるでしょう。
その他にアメリカのEPAの動きや各州法の動きだけでなく、各国の動きにも注意が必要と考えます。
欧州の動きに追随する国があってもおかしくありません。
欧州の化学戦略による各種規制見直しについて
欧州の欧州の化学戦略による各種規制見直しは、今年も進捗があるはずです。CLPだけでなくREACHなども見直しが進んでいます。
気を付けておく必要があるでしょう。
労働安全衛生法については実行あるのみ
日本に関して言えば、既に化管法と労働安全衛生法の関連規制の改正されていることによる実務は、既に実行段階です。
リスクアセスメント、面倒だなんて言ってられません。
その他の規制について
何時ものように、POPs条約については注意を払う必要がありますが、管理人が今年注目しておかなければと思っているのは、東南アジアやトルコ、インドなどのアジア系の国々、南米や南半球の国々など今まであまり注目されてこなかった国でも、各種化学物質規制の機運が高まってくるのではないかということです。
どれほどの影響があるかわかりませんが、取引のある国についての情報収集は怠らないようにしましょう。
いつものお願い
昨年も、更新頻度は落ちると言っていた割には記事数は、3日に1回くらいで更新されている勘定になっています。
しかし、今年は本当に更新頻度は落ちると思っています。4日~5日に1度くらいになるでしょう。何せ寄る年波には勝てません。最近、体力の衰えを結構感じます。
最後にいつものお願いです。当ブログはリンクフリーです。サプライチェーン上の化学物質管理や情報伝達は、ものの売買をするお互いの理解と協力が不可欠です。その点において当ブログが少しでも役に立つのと思われた方は、皆様のサプライチェーン上に当ブログの拡散をお願いいたします。
コメント
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
マイクロプラスチックがREACH制限物質に組み込まれた影響で、
昨年末はそのアナウンス方法の策定をしました。
(chemSHERPAについては本年改訂時に考えます)
今年はそろそろRoHS対象物質の追加があるのかもと考えています。
パンチ様、あけましておめでとうございます。管理人です。
コメントありがとうございます。
今年も色々ありそうです。
当方こそよろしくお願いします。