「いまさら聞けないchemSHERPA」の第15回目です。
「いまさら聞けないchemSHERPA」の第14回目で、古いVer.のchemSHERPAで作られたデータを新しいVer.で読むとエラーというか警告が出るという話はしました。
それとは別にchemSHERPAを使用する際に重要なことがあります。
それはchemSHERPAは、年に2回Ver.が上がるわけですが、1年以上古いVer.は時限装置が仕掛けられていて立ち上がらなくなってしまいます。
これは、chemSHERPAでは管理物質リストが増えていくため古いVer.では、新しく規制に入ってきた物質を管理できなくなるためなのですが、何も知らない人が久しぶりに立ち上げるとびっくりすると思います。
何が言いたいかというと、データ入力支援ツールは最新のVer.を使いましょうと言うことです。ところが不便なことにchemSHERPAは、ツールをダウンロードしてもVer. upの通知が来ないという、ソフトウェアとしてはあり得ない対応となっているので困ってしまいます。
従って、実際にはchemSHERPAのページをブックマークにでも入れておいて、年に2回、欧州のREACH規則において6月と12月くらいに認可候補物質(SVHC)が更新されたという情報が入って半月後あたりから定期的に巡回するしか方法がありません。
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