「いまさら聞けないchemSHERPA」の第12回目です。
そして、「いまさら聞けないchemSHERPA」の第2シーズン突入です。
管理人は、産業環境管理協会の技術顧問をしているので、chemSHERPAの情報は、普通の人よりは多少入ってくる立場にいます。
chemSHERPAは、今は本当に普及時期に入っているようで、事務局にたくさんの質問が来ているようです。
一番最初の「いまさら聞けないchemSHERPA」でも書いたのですが、入力支援ツールが立ち上がらない、chemSHERPAのファイルを受け取ったようだが閲覧できないといった相談は、未だに後を絶たないようです。
まず、chemSHERPAの入力支援ツールは、二つあることを覚えておいてください。化学品、混合物用のchemSHERPA-CIと成形品用のchemSHERPA-AIです。これらのツールを作ってできたファイルの拡張子は、それぞれ.shciと.shaiです。これらはお互いに互換性はありません。.schiのデータは、chemSHERPA-AIで開くことはできません。逆もまたしかりです。
それと.shciや.shaiのファイルはもちろんchemSHERPA支援ツールでしか開くことができません。chemSHERPAでデータ作成をお願いする際は、せめてどこにそのツールが存在するかぐらいは教えてあげるべきと思います。
ものすごい初歩的な質問かもしれませんが、chemSHERPAなるもののファイルをもらったのだが何でデータを見るのかわからない、ツールはどこに行けばあるのだろうかといった質問もゼロではないようです。
情報伝達を要求する際にツールを使わなければならない場合、それをどこから入手するのかぐらいの情報は必要と管理人は思います。それとわからなかったら「聞いてね」と言ってあげるのが要求する側のマナーのような気がします。質問がある方はここへといったメールアドレスをつけるのもありでしょう。
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