2024年7月31日にchemSHERPAデータ作成支援ツールV2R1_beta4(サンプル同梱)が一般公開されました。
これは、chemSHERPAデータ作成支援ツールV2R1_beta3 (サンプル同梱)の利用期限が、2024年7月31日だったので、これを2024/8/31までに1か月の期間延長したものです。
chemSHERPAデータ作成支援ツールV2R1_beta4 (サンプル同梱)の中身は?
chemSHERPAデータ作成支援ツールV2R1_beta4 (サンプル同梱)は、chemSHERPA HPの最新情報からリンクが張られています。実際には、「データ作成支援(ツール等)」のタブのツール技術情報/データ事例サンプルにあります。
DLするとZipファイルができますので、解凍しましょう。すると、「ツールV2R1(beta4版)+sample」というフォルダが作成され、その中に今回のツール一式が入っています。
AIとCIのツールとサンプルデータのファイルフォルダー、それに「データ作成支援ツール_V2R1 β4版利用上の留意点」というpdfファイルです。
この中で、「データ作成支援ツール_V2R1 β4版利用上の留意点」には非常に重要なことが書かれていますので、必ず確認しましょう。
書かれている内容は、β3版のものとほぼ同一ですが、重要な変更点が1点だけあります。
本ツール(β4)では、オンライン更新機能は削除しています。
データ作成支援ツール_V2R1 β4版利用上の留意点より引用
※利便性の観点で仕様の再検討、見直しを行います。従いまして、9月公開予定の正規版ツールにおいてもオンライン更新機能は搭載しません。
と言う部分です。
つまり正式なchemSHERPA V2R1においても、オンライン更新機能は無く、従来通りVer. upの際は、いちいちDLして最新版に書き換える作業が残るということです。
chemSHERPAデータ作成支援ツールV2R1_beta4で動作確認しておこう
chemSHERPAデータ作成支援ツールV2R1_beta4の大きな目的は、試行版としての使用期限を2024/8/31まで延長して、操作などに慣れてもらうことだと思います。
次は、9月にリリースされる正式版ですので、それまで色々試しておきましょう。
chemSHERPAデータ作成支援ツールV2R1_beta3 (サンプル同梱)が試行版として一般公開されましたから続く、β3版に対する記事も参考にしてみてください。
今回は、ほぼお知らせだけでした。
コメント
ChemSHERPA 『V2R1』のSCIP情報について質問です。
何故、材料あたりの最大含有率とarticleの含有率が同じ数値になって
しまうのでしょうか?
本来、articleの含有率の値は小さくなると思うのですが…
間違った解釈をしているのでしょうか?
現在、使用している『2.09.00』は『articleフラグ』を外すことで、
材料あたりの最大含有率よりarticleの含有率の数値のほうが小さく
表示されました。
『V2R1』は色々試してみたのですが、上手く行きません。
何か方法があるのでしょうか?
そもそも、そんな事は考えなくて良いのでしょうか?
ご教示頂ければ幸いです。
宜しくお願いします。
すさ様(本名を書かれていましたので、適当に略させていただきました。
お盆休みを取っていたので、回答が遅くなりました。
当方でもやってみましたが、仕様は変更されていないように見えます。
無理やり材料のarticleフラグを外すと、部品レベルの含有率の数値は小さくなりました。
同じ症状は出ていませんので、わかりかねます。
もう一度ご確認をお願いします。