今回の記事は、chemSHERPAデータ作成支援ツール付属文書解説(その6)になります。
今回は、付属文書解説の残っているものなかから、chemSHERPA用途リストについて解説します。
参考にしてください。
chemSHERPA用途リスト
このchemSHERPA用途リストは、Excelで配布されています。
そして、このファイルには、Excelのシートが2枚しかありません。
そのうちの1枚は説明のためのシートです。ここには、用途リストの基本的な説明のほかに、更新履歴と記載項目の説明表が載っています。
もう一枚のシートは用途リストが書いてあり、こちらが本体です。
用途リストには何が書かれているか
用途リストの横軸には、管理対象基準、 用途コード、 表示記号、 用途名(英)、 用途名(日)、 用途名(中)、 発効日、 期限、 適用範囲と期限(英)、 適用範囲と期限(日)、 適用範囲と期限(中)、 製品カテゴリ(英)、 製品カテゴリ(日)、 製品カテゴリ(中)、 対応するV1コードと多数の項目が並んでいます。
一方、縦軸の項目数は、470以上あります。
横軸の項目のうち、管理対象基準は、どの規制であるかを示しています。一方用途コードはchemSHERPA独自の番号です。表示記号は、データ作成支援ツール上での表示記号です。
用途名以降は項目そのままなので説明は省きます。対応するV1コードがよくわからない方がいるかもしれません。
これは、今はほとんどありえないのですが、Ver.2.xxに対応する用途コードが、Ver1.xxにおいては対応するのかを示したものです。
また、 適用範囲と期限以降の項目は、RoHS指令の適用除外用途にのみで使用されます。
実際にどういう項目があるのかは、もう読むというか見てもらわなければわからないので、実際のファイルで確かめてください。
次回からはいよいよ長文の文書
今回は、chemSHERPA用途リストの解説でしたが、滅茶苦茶短くなってしまいました。
というのも、この文書は普段のchemSHERPAのデータ作成の際には、全くと言っていいほど必要はありません。
実際上は、データ入力の際にここに書かれている用途コードは、chemSHERPA上で選択する項目になっているからです。
これも疑問点が出てきた際の参照資料にするくらいの位置づけでしょう。
次回から、いよいよ長文の文書である、成形品ツール_操作マニュアル、成形品ツール_入力マニュアルに入るのですが、終わる前に次のVer.であるV2R1がリリースされてしまいそうです。
その場合は、違いを比較するより新たに最初から見ていくつもりです。
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