2024年3月11日 chemSHERPA HPの最新情報に「化学品および成形品のデータ作成支援ツールVer.2.09.00を公開しました。」ということでchemSHERPA Ver.2.09.00がリリースされました。
管理人も早速ダウンロードしました。
ただ、詳細な変化の確認はまだですので、その辺りはご了承ください。
詳細は対応するページをご覧ください。
Ver.2.08.00からVer.2.09.00で何が変わったのか
Ver.2.09.00のリリースノートを見ると、Ver.2.08.00から どのように変化したのかがわかります。
1. ツールの機能追加、変更、障害対応
ここに書かれているのは、英語表記にしていくという方向のもと、Ver.2.09.00では、何処まで英語表記で警告やエラーになるかなどの変化が書かれているほか、ツール上の軽微な修正になっています。
成形品データ作成支援ツールでは、英語表記に関して成分情報画面で階層名や部品名を英語表記しないとエラーになる
2. IEC62474エリアの情報更新
IEC62474の対象物質リストのバージョンの D28.0に対応したことと、追加物質6物質群が書かれています。
遵法判断情報で報告用途や報告閾値が変更されたものは、2物質あります。
ホルムアルデヒド(Formaldehyde)とハロゲン化難燃剤(Halogenated Flame Retardants)です。関連する方は見て再度Y/N判定が必要です。
3. 用途リスト更新
用途リストのバージョンが Ver2.08.00になりました。
RoHS指令の用途適用除外に関する処理とSVHCの該否を報告する物質として2物質加えられています。
詳細は、リリースノートをご覧ください。
今回のVer.2.09.00の次の改定では、chemSHERPA V2R1になるはずなので、大きな変化となります。Ver.2.0xシリーズとしては、今回が最後のVerになるはずです。
以上、今回はほぼchemSHERPA Ver.2.09.00がリリースされたという情報のみでした。
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