2024年4月5日に、chemSHERPAのHPにchemSHERPA-AI,CIのデータ作成事例サンプル_Ver.2.09.00用が公開されました。
最近は、データ作成支援ツールのVer.upの後、比較的早い時間でデータ作成事例サンプルも更新されます。
直近のデータ作成事例サンプルの記事は、chemSHERPA-AI,CIのデータ作成事例サンプル_Ver.2.06.00用が公開されましたですから、Ver.2.07とVer.2.08の分は記事化していません。
管理人も早速DLしてみましたので確認して行きましょう。
事例サンプルはVer.2.05.00から変わっていない
今回の事例サンプルにおいても、事例集に書かれている部品や複合部品の例は、Ver.2.05.00から変わっていないままです。
それと、Ver.2.08のものと見比べるとVer.2.09はほとんど変化はしていません。唯一変化しているのは、P.12の定着ローラのフッ素樹脂がchemSHERPA管理対象物質になったことくらいです。
PFAS関係の物質については、chemSHERPAのデータ作成の際もかなり面倒くさいことになりそうです。
参考図は未だに英語化されていない
chemSHERPAは、特にAIは欧州のSCIPやIEC62474に準拠するために、部品名などの入力は英語(半角英数)でなければならなくなっています。
従って、事例サンプルのデータについてもファイルを開くと下の図のように部品名はすべて英語になっています(電解コンデンサの成分情報例)。
しかしながら、参考図のほうは未だに日本語のままです。自分で考えてやりなさいと言ってしまえばそれまでですが、英語を併記する程度ならそれほどの労力が必要とも思えません(実際、データは英語化されている)。
こういう部品は英語ではこういうのかというのにも役に立ちそうですので、ぜひ参考図にも英語表記をしてもらいたいと思います。
今回は、久しぶりにchemSHERPA-AI,CIのデータ作成事例サンプルが出ましたよと言うお知らせだけでした。
管理人、個人の事情でこれから1週間程度のお休みに入ります。更新がその間できなくなりそうですのでご了解ください。
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