前回まで、用語の定義のところをちまちまやっていた”グリーン調達基準の読み方”のこのシリーズですが、今回から一応書いてある実際の内容の解説に入りたいと思います。
それで各社のグリーン調達基準を読んでみるわけですが、(その5)でも書いたように適用される範囲はまちまちです。そして書き方も様々です。
管理人も昔いた会社で、グリーン調達というか化学物質管理をやっていましたのでわかるのですが、このような基準を発行するとまず単純に起きる問題があります。それは、書いてあることの意図が正確には相手先に伝わっていない時があるということです。もちろん、このような文書を発行するときは、意味の取り違えとかができるだけ無いように配慮するわけですが、それでも無くなりはしません。更に、化学物質管理のような、マイナー(化学系の会社以外の人にはそうだと思います)で複雑なものの場合割とよく起こると思っています。
意味が良くわからないなあという内容があった場合の処理の仕方は、自分であれこれ悩む前に、送ってきた相手先に聞いてしまうのが良いと管理人は思っています。まあ、当たり前と言えば当たり前ですが。
グリーン調達基準に書いてある内容は、個社によって違うので1社のものを解説しても始まらないので、どうしようか悩みましたが、ある種のカテゴリーというかブロックごとにどのような書かれていることがあるのかという視点で解説していこうかなと思っています。今後何回かかるかわかりませんが、ぼちぼちやっていきたいと思います。
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