12月2日、ECHAはすでに5万件以上のSCIPの届出があったと発表

ECHAのSCIPのページに、ニュースとして12月2日にSCIP database: over 50 000 notifications receivedという記事が掲載されました。

どんなニュースなのか見てみよう

ニュースのこの記事の部分をクリックするとその内容のpdfファイルが立ち上がります。

そこには”SCIPデータベースの立ち上げは成功したーすでに50000以上の届出があった”と表題が書かれています。その下にいろいろと内容やアドバイスが書かれています。例えば、97%は有効な届出で7%が失敗の届出だったか、階層は最大でも7層にしてほしいとか、、、。

それと、各週ごとにいくつ登録をされたかというグラフが出ています。

第44週、45週はSCIPが立ちあがったばかりなので、届出が1000以下なのは仕方がないとして、第46週が1000を超えて、第47週が1万越え、第48週が3万越えとなっており、第49週ではまた2000以下になっています。

この届出の推移をどう見るか

この項は、管理人の勝手な解釈ですので正しいかどうか全くわかりません。一個人の意見として見てください。

もう5万以上もの届出があるということに驚かれる方もいるかもしれません。ですが、はっきり言って管理人はまだ何も起きていないレベルだと思っています。

ある週に、いきなり1万とか3万とかを超える届け出があるのは、通常大手メーカーもしくは品種を多数持っているメーカーが、一挙に登録した場合とかに限られるとみています。

従って、通常の登録手続きのベースは、週で2000とかのレベルに過ぎないと推測します。もちろん、今後も大手のメーカーが一挙に登録した週は、件数が大きく増えるはずです。

ですが、その数は現在SCIPに登録しなければならないデータに対して圧倒的に足りないだろうと思っています。来年にいなれば、一般消費者や廃棄物処理業者にデータがオープンされるそうですので、その時に確認できるでしょう。

以前の記事に誤解を招く表現がありました

実は、SCIPに関する過去記事において誤解を招く表現がありました。

”SCIP databaseは、現地時間10月28日に公開されました”という記事において、次のような表現をしていました。

消費者や廃棄物事業者がデータにアクセスできるのは2021年2月以降とありますので、それまでひたすらデータ入れてくれということなのかな。

この表現は微妙で、誤解を招きかねません。規制的には2021/1/5以降欧州に成形品を製造輸入供給する企業においては、SCIPデータベースへ登録する義務はその時点から発生します。法的に猶予期間はありません(個人的にできるとは思ってないけど)。