SCIPゆっくり解説(その26)の今回は、Materials categories for the SCIP databaseの第2章の話です。
ここには、SCIPゆっくり解説(その24)にわずかに書いた通り、第1章に書いてある材料リストそのものではなく、材料に関する追加の材料特性のリストが書いてあります。こう書いてもなんのこっちゃという感じですよね。
いつものお約束ですが、管理人がGoogle翻訳などの助けも借りてやっている訳ですので、間違っている可能性は十分あり得ます。正確には、原文を参照してくださいね。
材料特性のリストとは何か
ここでいう材料特性のリストとは以下のようなものです。というか、以下のように書かれています。
SCIP フォーマットに含まれる「追加の材料特性」要求に従って SCIP データベースに SCIP 届出を提出する際に、関連する場合には、任意で、成形品の材料に関する追加情報を提供するための追加の材料特性のリスト。
ですので、必須要件ではないことになります。
この追加情報は、成形品の材料をより良く説明するために、上記の表 1 から 11 に記載されているように、材料のカテゴリー/サブカテゴリーの識別を補完するものである。
とありますので、成形品の材料をよくわかりやすく識別するために用いられるようです。
この材料特性のリストは表12として書かれているのですが、複合材料については以下のような記述になっています。
表 12 の「複合材料」項目は、以下の第4章で説明するように、複合材料又はハイブリッド材料の報告に関連している。
どんな項目が表に書かれているのか
表12を早速見てみると、何と最初に複合材料が太文字で書かれていて、その下にいろいろな処理が書かれています。そして、右の行は背景色が空色のようになっており何も書かれていません。
繊維とか粒子とかありますけど、これを複合材料の項目として使うのかな。
一方下のほうに行くと、例えばプラスチックに対応する追加の材料特性として以下のようなものが並んでいます。
熱可塑性、熱硬化性、水溶性高分子、高分子電解質など材料そのものの区別ではなく、そのものの特性による識別要素になっています。
第1章で区別していた材料そのものによる分類とは異なる、こんな感じの識別要素が、第1章のカテゴリのLevel1ごとに書かれています。
実際にどんなものが書かれているかは、原文を参照してくださいね。
次回は第3章Materials categoriesを決定する例になります
材料としての分類とぞの特性についての追加情報の話が今まで書かれていましたが、次はいよいよ、材料カテゴリーの決め方の例が載っている部分になります。
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