やっちまったあ!
SCIPゆっくり解説(その9)から前回のSCIPゆっくり解説(その13)まで、Detailed information requirements for the SCIP databaseという文書の解説をやってきたのですが、現在、GoogleでSCIPと検索するとトップに「SCIP データベースの詳細情報要件 目次 -…」という化学物質国際対応ネットワークのこの文書を和訳したページが出てくるじゃありませんか。
この文章は、今年の6月10日には掲載されていたようです。仮訳とはいえ全文がECHAの文書そのままを和訳してありますので、私の解説なんぞよりこちらをご覧ください。訳も専門家にやってもらったんでしょうからよっぽど確実です。
ということはですよ、SCIPゆっくり解説(その9)から前回のSCIPゆっくり解説(その13)を書いた管理人の時間は何だったんだということにorz。
まあ、「管理人、こんなに和訳間違えてやんの」と笑ってやってください。自分のためには多少勉強になりましたんで、そこは良しとしましょう。
また、最近はググるとSCIPに関する情報も、多々出てきます。年初はほとんどなかったんだけどな。そちらも合わせてご覧になるとよいと思います。
さて気を取り直して、SCIPに関する次の話題行ってみましょう。
次の話題はQ&A
さて、ECHAのSCIPのページには、非常にたくさんの資料が載っているわけですが、片っ端から解説すると、ものすごく大変なので、もう少しSCIPの具体的手順を理解してからにしようと思います。というか全部の文書なんか見てないし、フローを見てもだれが何をどうするのかよくわからないのがあったりします。
それで、比較的皆さんに重要なものがありそうなのがQ&Aです。これも非常にたくさんのQ&Aがあるので全部やっているときりがありません。まずは、Q&Aのページに行ってもらって(これは、SCIP supportのページの右上のほうにリンクがあります)、必要そうなものからやっていこうと思います。Q&Aになるくらいだから重要なことに違いない。
Q&Aのページに行くとBackgroundいわゆる背景に関したものが最初に6個ほど並んでいますが、これは飛ばしちゃいます。必要な方は、自分で見てください。
次にあるのがDuty holdersつまり義務者の項目です。この辺りは理解したほうが良さそうです。次の項目は情報要件と機密保持に関することですね、これも必要そうです。
以下
・データの再利用
・SCIPの通知
・スコープ
・時系列
・情報を作成して提出するためのツール
と続いていますので、必要に応じてみていきましょう。
ただし、Q&Aの勉強と解説をやっていくうえで必要になってくるまだよく読んでいない文書があるかもしれません。その場合は、横道にそれるかもしれませんのでご容赦願います。
では、次回はQ&Aの義務者の部分からです。
コメント
お久しぶりです。
仮訳の存在は全く知りませんでしたので、この情報自体も大変助かりました。
「やっちまった」などと言わずにこれからも、独自解釈を含めて頑張ってください!
通りすがり様、コメントありがとうございます。管理人です。
そう言っていただけると救われます。ありがとうございます。