ECHAがPFAS制限案に関する情報収集(コンサルテーション)が開始されました

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2023年3月22日、ECHAはそのページ内にPFASの制限案に対するコンサルテーションについて公表しました。

この内容は、ECHAがPFAS制限に関する案を公表でお知らせしたように、既に事前に知らされていましたが、この度正式に発表されました。

コンサルテーションは6カ月で2023年3月22日に開始し、2023年9月25日(ヘルシンキ時間23:59)までとなっています。

実際の制限案は、ここに書かれています。

また4月5日に行われるECHA主催のオンラインセッションにも言及されています。

管理人は、第3回 FCJウェビナー開催の案内が出ていますで紹介した3/22の第3回 FCJウェビナーに出席しましたが、いわゆる適用除外を勝取るためにこのコンサルテーションで何をしなければならないかが詳しく解説されていました。

この制限に関して意見を述べる機会は、Socio-Economic Analysis (SEAC) の提案に対してもう1度だけ残っていますが、この6カ月で意見を言わなければ適用除外は勝取れず、自国産業や業界、個社に大きく影響が出る可能性があります。

なにはともあれ適用除外の必要な方は、全集中の期間になります。

今回は、情報提供と煽りだけの記事になりました(^^;。

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コメント

  1. ステップ より:

    そのウェビナーですが、プレス屋のおっちゃんも興味本位で拝見させていただきました。
    SEACの提案(制限案)の多くが、相当な無理を言っているように感じまして、国が違うと行政もだいぶ違うなぁと感じたことと、「一人一人のご意見がとても重要です。」という案内でしたが、中小企業にはハードルが高過ぎる英文でのご意見書作りだよなぁ~と、感じました。

    意見書(日本文)をgoogle翻訳で変換する程度でOKなのであれば、ハードルも下がるかなぁと思いますが、それだと大事なニュアンスとかが伝わらないってこともあるでしょうし。

    まぁでも。焦げ付かないフライパンは必要ですっ。

    • OFFICE KS より:

      ステップ様、コメントありがとうございます。管理人です。
      そうですね。意見書は欧州圏の言語ならいざ知らず、普通は英語でしょうね。
      それと、Google翻訳ではだめだと管理人は思います。ですから、大企業でもない限り、個社ではなく工業会として意見をまとめて送るのが普通なのかなと思います。

      欧州の法律ですから欧州にものを売らないという手は、、、無いか。
      私も焦げ付かないフライパンは必要です!

  2. 還暦環境調査員 より:

    還暦環境調査員より

    KS様 お世話になります。
    先日 電線メーカーからPFASに関する説明で来社がありました。
    電線業界でもドンドン 意見書を提出してほしいものです。
    FCJの資料の中に気になった文面がありました。
    制限案に於ける中で用途「ワイヤーケーブル、等」で現行PTFE,PFAの代替品が
    EPDM シリコーン材料 塩化ビニールやポリエチレンと記載あり。
    同等? いやいや全然違うやん 耐熱性・耐油性・機械的強度等 差異があるものばかり
    逆に代替品の弱点を補って高価であるけどPTFEなどを使用しているわけで
    逆行していく話ですよ。

    「自分で自分の首締める制度なんて」私はデブだから首が無いとよく言われますが・・

    長文 失礼いたしました。

    • OFFICE KS より:

      還暦環境調査員様、コメントありがとうございます。管理人です。
      還暦環境調査員様の言う通り、代替品を探すというのはある意味進歩に逆行していく話なのでしょう。
      とは言え、負の部分とのバランスなわけで、必要な部分は、適用除外を勝取るやり方をしなければならないと思います。
      ヨーロッパの環境推進派の人にとっては、自分は正しいことをしていると思っているわけで、「自分で自分の首締める制度なんて」ではないと思います。

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