2019年7月16日付でREACHの認可候補物質4物質が追加されました 。
Substance name EC number CAS number の順番に書いてみました。-となっているのは、それが無いと言うことです。
今は、ECHAのトップページにNewsとして載っていますので見つけるのは簡単です。 Listのところには当然ありますが 、時間が経つとここに記載は無くなりますのでご注意を。
- 2-methoxyethyl acetate 203-772-9 110-49-6
- Tris(4-nonylphenyl, branched and linear) phosphite (TNPP) with ≥ 0.1% w/w of 4-nonylphenol, branched and linear (4-NP) - -
- 2,3,3,3-tetrafluoro-2-(heptafluoropropoxy)propionic acid, its salts and its acyl halides (covering any of their individual isomers and combinations thereof) - -
- 4-tert-butylphenol 202-679-0 98-54-4
更に追加理由と使用例が載っています。理由はともかく使用例は以下のようになっています。上の段落の番号に対応しています。
1. REACHでは登録されていません。
2. 主にポリマーを安定化させるための酸化防止剤として使用されます。
3. フッ素化ポリマーの製造における加工助剤
4. コーティング製品、ポリマー、接着剤、シーラントに使用される、それと他の物質の合成のために使用されます。
4.だけは訳に自信がありませんがこんな感じです。
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コメント
いつも拝見しています。
第21次SVHC決まったんですね。
ちょっと検索した限りでは、国内では当Blogが最速だったようです。
ますます、目が離せませんね。
これからもよろしくお願いします。
通りすがり様、コメントありがとうございます。
今回は、直近にあるセミナー資料を書き換えるかどうか微妙でしたので、毎日ヨーロッパの朝の時間にチェックしてました(^^;。
多分何時もこんなに早いわけではありませんが、なるべく遅れないようにと思っています。
今後ともよろしくお願いします。
貴重な情報をありがとうございます。
化学の不案内物です。
7/16に追加された21次SVHC の4つの候補物質がauthorisedされるまでの時間はどれくらいでしょうか?
それとも候補リストに上がること自体がほぼ自動的にauthorisedと等しいとなる慣例でしょか?
Toshi様 コメントありがとうございます。
ご質問の候補物質がいわゆる認可物質、Authorisation Listにいつなるかということですが、実はよくわからないです。
というのも、認可物質に入れるための手続きを経ないと入らないからです。この手続きのプロセスまで管理人は詳しくありません。
ただ、認可候補物質に入るとその化学物質は代替するべきものだと考えるのが欧州では普通のようです。
もちろん代替できないものもあると思うのですが、このあたりの感覚は管理人もよくわかりません。
あんまり答えになってませんね。