REACH規則 第31次SVHC 1物質が公開されました

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ECHAは2024年6月27日、第31次のSVHC候補物質1物質が公開されました。

今回は数が少ないですね。早速見ていきましょう。

REACH規則 第31次SVHC候補2物質が公開されました

で書かれた内容のうち、Triphenyl phosphateは今回SVHCに指定されていません。

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第31次SVHC 1物質

今回、SVHCに追加されたのは、Bis(α,α-dimethylbenzyl) peroxideのみです。

Bis(α,α-dimethylbenzyl) peroxide

CAS No.: 80-43-3
EC No.: 115-86-6
Reason for inclusion: Toxic for reproduction (Article 57c):生殖毒性 (Article 57c)
使用用途:ECHAのHPでは使用例として難燃剤となっていますが、多分これ自体が難燃剤なわけではありません。
日本のNITE-CHRIPでは用途は、有機過酸化物(重合触媒)となっています。

一方、Triphenyl phosphateについては、以下のようなコメントが書かれています。機械翻訳なのでニュアンスまで正しいかは、微妙です。


リン酸トリフェニル(TPhP;EC番号204-112-2)をSVHCとして特定するためのMSCの合意模索プロセスは、6月の委員会会合で行われる予定であった。しかし、ECHAは、委員会メンバーおよび書類提出者と協議した結果、会議の数日前に実質的な新情報が入手可能となったため、この物質に関する合意形成プロセスを一時停止することを決定した。

この一時停止により、新たに提供されたデータが適切に評価され、SVHCの特定プロセスで考慮されることが保証される。これは例外的な取り決めであり、本件に特有の条件においてのみ適用される。


ということで、一時的に停止されているだけのようです。

今回は情報だけ

今回は、第31次SVHC1物質の情報紹介だけでした。これで、SVHCは241物質及び物質群になりました。

ECHAのパクリとも言う。

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