化学物質の規制情報サイト(その8)は、なんとJETROです。
JETROにも化学物質規制情報がある
JETROは独立行政法人日本貿易振興機構のことで、一般には日本の企業の海外進出をサポートしたり、日本製品の輸出を促進したり、日本への投資を促したりするサポートを行って、日本産業の発展のサポートをしているというのがJETROを知っている方の大方のイメージだと思います。
JETROのHPには、以下のバナーをクリックして飛んで下さい。
ですが、JETROは日本企業が上記のような活動をするのに必要な情報を集めています。従って、日本企業が進出したり、輸出することにおいて相手国の規制上必要な手続きがあれば、それを情報収集しています。JETROの事務所は世界各国に存在しますので、幅広い情報が集まります。
従って、各国における化学物質に関する規制情報も存在するわけです。
化学物質の規制情報はまとっまたページとしてはないので検索する必要がある
JETROのトップページは図1のようになっています。まあ、普通に見たら化学物質の規制情報が存在するとは一見思えません。
ですが、サイト内検索の窓が一番右上に存在します。ここに、自分が知りたい化学物質規制の検索ワードを入れてみましょう。今回は例えばRoHSと入れてみるとします。すると検索結果が示され(図2)、もちろん欧州RoHSだけでなく各国RoHSも含めてでしょうが、約1550件もの情報がJETROのサイト内に存在することがわかります。
ヘッダーを見て自分にとって必要な情報へリンクで飛んで内容を確認しましょう。
今回はRoHSと入れてみましたが、それでけでなく自分に必要な情報を得ることができます。例えばプロポジション65のような検索ワードを入れても500件程度の情報があることがわかります。当然、日本語ですし漫然とGoogleで検索するよりよほど効率が良いかもしれません。
独立行政法人であるJETROは、一般の企業の立場で言えば使い倒してなんぼ(怒られそう)なので、利用しない手はありません。もっとも会員サービスなども展開しているようですので、内容を見て利用するようにしましょう。
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