chemSHERPA講座の10回目です。
今回は、chemSHERPAデータ作成支援ツールを使うにはどうしたらいいかという話なので、ツールを使ったことがある人には説明の必要はないかもしれません。
しかも過去に2回ほどこの件は、記事にしています。
もちろんそちらを見ていただいても良いのですが、このシリーズを続けてみておられる方もいると思うので記載しておきます。
chemSHERPAデータ作成支援ツールのDLと使えるようにするまで
chemSHERPAデータ作成支援ツールを使うようにするためには、まずそのプログラムをDLする必要があります。
chemSHERPA講座1:chemSHERPAとは何なのか?1に書いたように、chemSHERPAデータ作成支援ツールには2種類あります。
- chemSHERPA-CIは化学品用で拡張子はshci
- chemSHERPA-AIは成形品用で拡張子はshai
ですので、自社に必要なツールはどちらなのか?あるいは両方なのかを考えてDLしてください。
やり方は以下のようです(この記事を書いている時点での最新Ver.は2.08.00aです)。
まずは、chemSHERPAのHPにアクセスして、データ作成支援のタブからデータ作成支援ツール(日英中)を選択します(赤枠部分)。
すると、データ作成支援ツールのあるページに飛びますので、必要に応じてAIかCIもしくはその両方をダウンロードするために、青色のダウンロードページへのボタンを押します(赤枠が日本語Ver.です)。
ダウンロードページに遷移すると、以下のような使用規約への同意が求められますので、必要事項を記入してからダウンロードボタンを押しましょう(記入しないとダウンロードできません)。
すると、画面が再び遷移しますので、そのページにある「以下のリンクをクリックするとダウンロードできます」という文の下のリンクを押してダウンロードしてください(すみません、ここだけ画面がありません)。
ダウンロードすると以下のようなファイルを得られます(AIの場合)。
圧縮されているので展開しましょう。
最終的に上のようなフォルダーとして、chemSHERPAの支援ツールが得られます。
フォルダーの中は、以下のようなファイルが含まれています。
実際のツールは、さらに上のARTICLEというフォルダーの中にあるArticle.exeというファイルをダブルクリックすることによって立ち上がります(下の図で青いアイコンのファイル)。
パソコンの設定によっては、以下のような画面が現れ保護機能が働いてすぐに実行できない場合があります。
このような際は、詳細情報をクリックして以下のような画面にして実行ボタンを押しましょう。
chemSHERPAは、怪しいプログラムではありません。
chemSHERPAデータ作成支援ツールを使う前にやること
chemSHERPAデータ作成支援ツールは、結構使い方が面倒なツールだと管理人的には思います。
chemSHERPAのHPのchemSHERPAにについてというTAB内にある「chemSHERPAについて」の中に
- はじめてchemSHERPAを始める方へ
- データを作成しなくては!
- データの実例サンプルを見てみましょう!
- 使い方を勉強したい!
- chemSHERPAツールを実際に操作して理解したい!
- 利用ルールを知りたい
- 管理の仕組みについて学びたい
- クイックマニュアルが便利!
- FAQで調べたい
- JAMPについて
と各種情報が載っていますので、必要に応じて勉強してください。
これらの中で特に重要なのは、利用ルールです。後は必要に応じて、使い方を勉強したい!やクイックマニュアルが便利!などで学習しましょう。
そしてもう一つ重要なのが、chemSHERPAをダウンロードした際に添付されているツールの操作マニュアルと入力マニュアルです。
読みにくいとは思いますが、困った際のリファレンスとして手元にあると便利です。
そのほかの添付されているファイルもそれぞれ役に立ちますので、最初は何があるのかだけでも目を通しておきましょう。
次回からはchemSHERPAデータ作成支援ツールでデータ作成
次回からはchemSHERPAデータ作成支援ツールによるデータ作成方法の項目で、実際にデータ作成を行うのですが、データ作成については過去に2回ほどやってきています。
しかも、今年の秋にはchemSHERPA V2R1がリリースされることがわかっています。
ですので、過去の記事を参考にしながらあまり長くならないようにしたいと思っています。
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