2022年8月29日 chemSHERPA HPの最新情報に「化学品および成形品のデータ作成支援ツールVer.2.07.00を公開しました。」ということでchemSHERPA Ver.2.07.00がリリースされました。
管理人も早速ダウンロードしました。
ただ、詳細な変化の確認はまだですので、その辺りはご了承ください。
詳細は対応するページをご覧ください。
Ver.2.06.00からVer.2.07.00で何が変わったのか
Ver.2.07.00のリリースノートを見ると、Ver.2.06.00から どのように変化したのかがわかります。
1. ツールの機能追加、変更、障害対応
ここに書かれているのは、英語表記にしていくという方向のもと、Ver.2.07.00では、何処まで英語表記で警告やエラーになるかなどの変化が書かれているほか、ツール上の軽微な修正になっています。
2. IEC62474エリアの情報更新
IEC62474の対象物質リストのバージョンの D26.0に対応したことと、追加物質10物質が書かれています。
3. 用途リスト更新は、変更がなく、4.本ツールの起動可能期限の記述もいつものことです。
今回のVer.2.07.00は、あまり大きな変化はないなあというのが管理人の印象です。
もちろん、REACH認可候補物質への追加9物質(第28次SVHC)が2023/1/17に公表されましたの最新SVHC追加には対応しています。
以上、今回はほぼchemSHERPA Ver.2.07.00がリリースされたという情報のみでした。
コメント
いつもお世話になっております
先日、やっと遅ればせながらchem SHERPAのVer.2.07.00をダウンロードし
リリースノートを読んでいたのですが
製品名なんかが半角英数になったよ
→了解
遵法情報のIEC62474が増えたよ
→SVHC_28thの9物質が増えたのね
・・・あれ?10物質増えてるぞ?
PFASって書いてあるな
え?遵法情報にPFAS書かなきゃいけなくなったってこと?
だとすると、PPSとかに充填剤として入っているPTFE粉末が何%含有しているか
記載する必要がでてきたの?
え?成分情報じゃなくて遵法情報って事は
すべての樹脂部品にPTFE粉末の添加量とかテフロンメッキのテフロン量とかが報告義務になったの???
いや、そのうちJAMP管理物質にはなるだろうなぁって思っていたけど
いきなり遵法情報で入力義務物質になるなんて聞いてなかったんだけど!
ってパニくってます
全てのPFAS関連物質を把握するのは難しいけど
それ以前に何を使っているか把握するために伝達できるフォーマットを準備しとく
って程度の認識だったのですが
今後、客先から遵法情報を入力したSHERPAを作れって言われたら
PTFE粉末の充填剤量とかを把握し入力するのが必須になるって認識で良いのでしょうか?
パンダ様、コメント質問ありがとうございます。管理人です。
額面通りに読めば、意図的添加のものは書けですからそうなりますよねえ。
根拠が米国メイン州のPFAS規制になってます。
梱包材は除外になったとかなんとかいう情報もありましたけど、chemSHERPA上は対象範囲が全製品になってますし。
いつもお世話になっております。
数日前にお客様から、「ver2.06と2.07、両方のデータが欲しい。(AI)」というお願いと言う名の要請に対して2.07だけを提出。結果、やはり2.06が欲しいということで、止む無く作成に取り掛かる。
ん? おかしい。データが読み込めないではないか(汗)。
従来なら、新しいバージョンで作成したデータは、旧バージョンのソフトを立ち上げて、そこで作成データを読み込めばよかったと記憶しているのですが、2.07から変更になったのでしょうか?
「なるほど。お客様もバージョンダウンにトライしたけど、出来なかったので、再度の要請をしてきたのか。」と、納得。
ご教示いただければ幸いです。
ステップ様、ご質問ありがとうございます。管理人です。
管理人の認識では、以前からそうだったと思っています。
Ver.2.07で作成したデータをVer.2.06で読もうとしても読めないはずです。Ver.2.06にはVer2.07のデータセットというか仕様に対応しているはずがないので。
試しに、Ver.2.05でVer.2.06データを読もうとしても読めませんでした。ですので、以前からの仕様でそれは当然の結果だと思います。
恐縮です。
何を勘違いしていたのか、記憶を手繰ってみました。
結果、旧バージョンで作成したAIを、新しいバージョンのAIで開くと、「データが古いバージョンでっせ~。」というお知らせがありました。
お騒がせ致しました。すいませんっ!
ステップ様、管理人です。
解決してよかったです(^^)。