2022年2月28日 chemSHERPA HPの最新情報に「化学品および成形品のデータ作成支援ツール修正版(Ver.2.05.00)を公開しました。」ということでchemSHERPA Ver.2.05.00がリリースされました。
管理人も早速ダウンロードしました。
Ver.2.04.00からVer.2.05.00で何が変わったのか
Ver.2.05.00のリリースノートを見ると、Ver.2.04.00から どのように変化したのかがわかります。
今回も大きく変わったのは、成形品用のデータ作成支援ツールでしょう。
V1形式での出力機能が削除された
Ver.2.04.00までは、承認出力画面に、V1とV2が選択できるようになっていたのですが、Ver.2.05.00では、そのような表示はなくV2のみでしか保存できない様になっています。
基本情報画面の製品名は半角英数でしか入力できない
これは、Ver.2.04.00の製品名もそうだったのですが、半角英数でしか入力できない使用になっています。今回これに加えて依頼者製品情報の製品名も半角英数でしか入力できない様になりました。つまり、基本情報画面における製品名はすべて半角英数のみの入力になります。
次のバージョンからは、成分情報もそうなっていきますので、可能な限り早くすべての入力を半角英数にしたほうが良いと思います。
SCIP format変更に伴うArticle Category選択肢の変更
大元であるSCIP formatが変更されたことに伴い、Article Categoryの選択肢が変更されています。
いやそう言われても、、
URLは書いてあるのですが、実際のリストはどこじゃとなると思います。
青文字のリンクのある項目の上から2つ目
SCIP format annex – Picklists: February 2022 Corrigendum [XLSX] [EN]
-Read more about the corrigendum – News release 7 February 2022
からDLしてください。
唯一の遵法判断エリアであるIEC62474エリアの情報更新
こちらは、IEC62474の対象物質リストがバージョンD24.0になったことへの対応です。
コバルト化合物、ネオジム化合物の換算係数の修正
Ver.2.04.00では、換算係数は暫定で1.0だったのが修正されたようです。
第26次のSVHCは当然反映されています
2022/1/17に追加された第26次のSVHC(REACH認可候補物質への追加4物質(第26次SVHC)が2022/1/17に公表されました)は、今回のVer.2.05.00に当然反映されています。
今回はchemSHERPA Ver.2.05.00がリリースされたという情報でした。
コメント