前回のSCIPゆっくり解説(その23)までで。Q&Aの内容解説は、終了してしまいました。
SCIPに関して、次に何を見ていったらいいのか資料がありすぎて(REACHはもっと多いけど)、迷ってしまいます。
とはいえ、何か決めなければなりませんが、比較的新しい文書の解説がいいかなと思いました。
となると、SCIP supportのページにある、
Materials categories for the SCIP database
または
Key tips for successful SCIP notifications
になりそうです。まあ、How to prepare and submit a SCIP notificationなんかも候補にはなりそうですが。これらは、昨年の10月にSCIPがオープンしてからHPにあげられた書類です。
Materials categories for the SCIP databaseからいきますか
書いちゃった順番ということで、Materials categories for the SCIP databaseからいってみようと思います。もう一つの理由は、chemSHERPA-AIのSCIP対応バージョンであるchemSHERPA-AI Ver2.02では、成分情報画面では、このカテゴリーが自動的に選ばれていると思います。ですが、詳しい解説が無いようなのでMaterials categoriesとは何ぞやから見てみたいと思ったからです。
いつものお約束ですが、管理人がGoogle翻訳などの助けも借りてやっている訳ですので、間違っている可能性は十分あり得ます。正確には、原文を参照してくださいね。
Materials categories for the SCIP databaseをまずDLして概要確認
まずは、SCIP supportに行って、Information requirementsのMaterials categories for the SCIP databaseをダウンロードしましょう。ファイルはpdf(18ページあります)なので、直リンクはしていません。
では、早速内容を確認していきましょう。
第1章は、List of categories and subcategories of materials in SCIPとなっていますので、材料の分類リストになっていますね。
第2章は、List of additional material characteristics concerning the material an article is made ofですから、成形品の材料に関する追加の材料特性のリストのようです。
第3章は、Examples for identifying a material category and subcategory (or categories and subcategories)ですので、実際にどうやって分類を決めていくのかの例になっています。この辺りは、詳しく見ていったほうが良さそうかもしれません。
第4章は、Identifying composite materialsとありますから、複合材料をどう特定するのかということなので、これも見ていきたいところです。
次回から項目を見ていきます
次回からは、このMaterials categories for the SCIP databaseの各章を順番に見てみることにします。どのくらいかかるのかはよくわかりませんが、最低でも4回はかかりそうですね。
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