ECHAから10月23日にSCIP databaseは、現地時間10月28日に公開されると発表がありました。
SCIP databaseのページのNewsの現在はトップに書いてあります。
発表された文書には何が書いてあるのか
発表された文書について、どういったことが書かれているか見てみましょう。
いつものお約束ですが、管理人がGoogle翻訳などの助けも借りてやっている訳ですので、間違っている可能性は十分あり得ます。正確には、原文を参照してくださいね。
まず前文として、以下のようにSCIPデータベースが正式オープンすると書かれています。
10月の最終週に、SCIPデータベースは法的義務を遵守するための届出のために正式にオープンします。SCIPへのデータ提出義務は、廃棄物フレームワーク指令で概説されているように、2021年1月5日から適用されます。
情報要件に関する新しいマニュアル
次に書かれているのが、SCIPデータベースに書く必要のある情報要件に関する新しいマニュアルが出たということです。マニュアルのリンクが張られています。
本マニュアルは、廃棄物枠組指令第9条1項1号(材料・製品に含まれる有害物質の削減の推進)に基づく義務の遵守を支援するものです。
これは届出の対象となる義務者や物品を特定するのに役立ち、SCIP 届出に必要な情報を説明しています。
また、このマニュアルには、以下のようなSCIP通知の報告レベルのための推奨される解決策も含まれています。
-グループ化した成形品を1つの通知で行うための基準を提案し
-複合品の SCIP 通知で報告されるべきレイヤの数を定義します。
認可候補物質リストのパッケージの準備ができました
次には、認可候補物質リストのパッケージが準備できたと書いてあります。
SCIP通知に含まれる認可候補物質に関する情報は、IUCLIDの参照物質アプローチを使用します。
参照物質はIUCLIDで作成することができますが、ECHAの既成のSCIPパッケージを使用し、ご自身のIUCLIDにインポートすることをお勧めします。
現在、公式の候補リストに沿った新しい候補リストパッケージをリリースしています。(管理人補足:新しい候補リストパッケージにはリンクが張られています。)
候補リストが更新されるたびに、参照物質の更新されたパッケージがECHAのウェブサイトで提供されます。
SCIPに関する質問と回答
次はQ&Aですが、単純です。
Q&Aのページのアップデートを見てください(リンクが張ってあります)。
ウェビナー:SCIP通知の提出準備するための
11/19にSCIP通知のウェビナーがあると案内されています。
11月19日に開催されるウェビナーに参加して、SCIP通知を作成する方法をもっと学びましょう。
SCIP通知の作成と提出方法のデモを行い、SCIPデータベースに既に正常に提出された情報を参照するので使用するツールに慣れることができます。
また、専門家に質問をする機会として使えます。
SCIPのインフォグラフィック
次にSCIPのインフォグラフィックという項目があります。インフォグラフィックって何?という方は、ググってください。
SCIPは初めてですか?SCIPデータベースと高懸念物質(SVHC)に関する主な義務と定義を説明したインフォグラフィックをご覧ください。(リンクが張ってあります。)
このインフォグラフィックは23カ国語で利用可能です。(日本語は当然ないけど、ほかの言語にする方法がわからない。)
IUCLIDのフォーマットが変わります
最後にIUCLIDのフォーマットについて書かれています。
SCIPで使用しているIUCLIDフォーマットの新版が2020年10月末に公開されます。更新されるフォーマットは利害関係者と協議を重ね、データ作成を容易にしたり、ECHAに既に提出されているデータを参照できるようにするための改善が盛り込まれています。
変更点の概要と更新フォーマットの草案をご覧ください。(リンクが張られています。)
ということは、読まなきゃいけない文書がまた増える?
今回は、SCIP databaseが公開されるという発表だったので、大慌てで記事にしてみましたので、訳のおかしいところとか多めかもしれません。ご勘弁ください。
しかし、またいろんな文書が出るし、いろんなフォーマットやパッケージが出るんですね。まあ、管理人絶対全部は追随できないな。SCIPのゆっくり解説は、まあ焦らずゆっくりやっていこうと思います。
2021年1月5日から義務化ですが、個人的には、本当にみんなちゃんと通知できるかははなはだ疑問だし、、。
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