前回、Ver2.00になって 実際の変化したところの解説をすると書きましたが、今までの解説で、見た目の変化点はほとんど終わってしまっています。しかし、今までの説明は、全てchemSHERPA-AIに関してでした。今回は、chemSHERPA-CIでの変化点を見て行きましょう。
chemSHERPA-CI Ver.2.00の変化点は、chemSHERPA-AI Ver.2.00の変化点を理解していれば理解できる
chemSHERPA-CIは遵法判断情報画面が存在しないので、chemSHERPA-AIよりはVer1.07からVer.2.00の変化点は少ないです。
図1はchemSHERPA-CI Ver.2.00の基本情報画面です。一方、図2はchemSHERPA-CI Ver.1.07の基本情報画面です。
データは適当なものを読み込んであります。
これを見ると、 chemSHERPA-CI Ver.2.00のMSDSplusのコンバート取り込みは、chemSHERPA-AI Ver.2.00のコンバート取り込み同様、ファイルのタブに移動していることが分かります。ファイルのタブに、管理対象基準の詳細があるのも、AIツールと一緒です。また、各製品情報に成分情報画面に飛ぶボタンが増えていますが、AIツールと違って遵法判断情報画面に飛ぶボタンは当然ありません。
実際に内容を見てみるとわかりますが、会社情報、言語、ツールの部分の変化も chemSHERPA-AI Ver.2.00の変化と同様です。
chemSHERPA-CI Ver2.00の成分情報画面はLR08の項目が増えただけ
chemSHERPA-CI Ver2.00の成分情報画面は、一見するとVer1.07と全く変化が無いように見えます。図3がVer.2.00のもので、図4がVer.1.07のものです。 chemSHERPA-CIの成分情報画面の上部にはファイルタブさえないので、見た目の変化は、管理対象基準のLR08 MDRが増えただけです。
以上のように、chemSHERPA-CI Ver2.00においては、Ver.1.07からの変化点は多くなく、chemSHERPA-AI Ver2.00の変化点が理解できていれば、問題はありません。
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