chemSHERPA Ver.2.00 最速(じゃない)レビュー(その4)です。 今回は、画面上部にあるタブで選択できるコマンドの説明をしようと思っていましたが、予定を変更します。と言うのも、 chemSHERPAのHPにVer.2に対する追加情報が先週末にアップされたからです。
chemSHERPA_Ver.2.00のFAQが公開されました
今回の一連の追加情報では、 これが一番重要と管理人は思っています。
2019年9月13日に、chemSHERPAのHPに「chemSHERPA_Ver.2.00のFAQ公開のお知らせ」が掲載されました。これをクリックして更に「 FAQ_ツール(chemSHERPA Ver.2.00) 」をクリックすると chemSHERPA_Ver.2.00のFAQ に飛びます。
この中で、一番重要なのは多分「V2-1:Ver1.07以前のデータの読込における留意点」であると思われます。これは、Ver.2での仕様変更「V2-4:部品質量の材質質量を合計した際の桁上がり仕様の変更点」により、 Ver1.07以前のデータの読込 んだ時にエラーや警告が出てしまう場合があるからです。詳細は、FAQを読んで頂きたいのですが、最初にこの症状に出会った人は、何もしてないのに何でじゃと思うと思います。FAQは、Ver.2用のものだけでなく、多く寄せられた質問に回答しているので、一度ご覧になることをお勧めします。
chemSHERPA Ver.2.00.00説明書と参照リストの修正についてが公開されました
2019年9月12日に、chemSHERPAのHPに「chemSHERPA Ver.2.00.00説明書と参照リストの修正について」が公開されました。これは、 2019年8月19日に公開版に誤植というかまあチェックミスだと思うのですが、間違いがあり修正したと言うことです。細かい点で言うと正しく修正されたのでしょうが、まあデータを作成している人にとっては、どうでも良い内容に近いと管理人は思います。
REACH第22次SVHC候補物質に対するchemSHERPA管理対象物質リストへの掲載情報が公開されました
2019年9月12日に、chemSHERPAのHPに「REACH第22次SVHC候補物質に対するchemSHERPA管理対象物質リストへの掲載情報」が公開されました 。
これは、内容は読んでくださいとしか管理人言い様がありません。REACH第22次SVHC候補物質のどれが既にchemSHERPAの管理対象物質になっていてどれがそうなっていないかという解説がしてあります。また、管理対象物質になっていないものは何時どのように管理対象物質になるか書かれています。
コメント
バージョンアップに伴って何件か私の勤め先にもchemSHERPAの依頼がありました.
顧客からの依頼を私に回してくる社内依頼者が「そもそもAIとCIを間違っている」というレベルなので,
少しでもわかりやすく, 使いやすくなると助かります.
最近頭を悩ませたのは, 社内依頼者と私の「ファイルの開き方」に関する認識違いです.
社内依頼者は「作成済データ引用」でデータ内容を確認している為,
何度作り直して送っても「発行者・承認者情報が真っ白なんだけど!」とクレームをつけてくる…という話.
バージョンアップと関係ないですが…実務ではこういうレベルの悩みもつきものです, という話でした.
りょうへい様、コメントありがとうございます。確かに、chemSHERPAは、正確に書こうとすると結構面倒なツールかもしれません。個人の理解度によって、やり方が違うことも考えられます。ですので、りょうへい様のおっしゃるようなことが起こるのですね。実務レベルでは、皆さん色々工夫されていると思いますが、管理人にはさすがにそこまでわかりません。実務レベルの悩みは、みんなで協力して楽になるのが良いと管理人は思うのですが。
皆様も色々コメント頂けると助かります。